【前置き】
どうも、虫虎です。僕は娘を2人持つ父親です。娘たちが今よりもう少し小さかった頃は「アンパンマン」が大好きでした。アンパンマンは、幼児の殆どが通る道ではないでしょうか。僕自身も娘たちと一緒にアンパンマンをよく視ていました。そこで今回は、「アンパンマン映画」について書いてみます。
アンパンマンの映画っても面白くて大人も意外と楽しむことができるんです。気がつくと子どもよりも夢中で見てしまうこともあったり………。そんな数あるアンパンマン映画の中で個人的に特にお気に入りの作品の感想を述べていきます。ネタバレありますが宜しくお願いします。
【夢猫の国のニャニィ】
メロンパンナちゃんが卵から孵った猫を「ニャニィ」と名付けて、親代わりとして育てるお話です。 「メロンパンナちゃんの優しい心を感じることのできる良作」でした。メロンパンナちゃんとニャニィの過ごした日々のことを考えると、お別れのシーンで感涙ものです。もう1つ、隠された見どころとして、僕の好きな「ジャムおじさん」がニャニィのことを調べる為に、夜中に書物を読むシーンが格好いいんです。是非探してみてください。
【ゴミラの星】
ゴミに汚されてしまったヤーダ星をアンパンマン達とゴミラが救うお話です。アンパンマンの大きなテーマの一つである「自己犠牲」、そのメッセージ性の強い作品になっています。自分の顔を与えると急激に弱ってしまうけど、お腹の空いている人がいれば惜しみなく自分の顔を与える無償の優しさを持つアンパンマン。今作では、ゴミラがヤーダ星を救うために自分の命を犠牲にする。子どもがみて何を想うかは分からないけど、色んなことを考えさせられる衝撃的なストーリーですね。個人的にニコニコ動画でガンダムとコラボした菓動戦士パンダムもお気に入りだったりします。
【いのちの星のドーリィ】
アンパンマンの主題歌の歌詞にもある「何のために生まれて何をして生きるのか」という問いを提示してくれる映画です。人形のドーリィは、命の星の力を得て、意思を持つようになった。ドーリィはせっかくの命なんだから、「好きなことばっかりをすればいいじゃない」と自由気ままに暮らし始める。しかし、何かが違うことに気づき始めます。友達の気持ちを考えて行動するともっと楽しいこと、人に優しくすることで心が温かくなることを。私たちの人生において、「自分だけが良ければ本当に幸せなんですか?」という問いかけを経て、人のことを思いやる心の大切さを改めて教えてもらえます。そんな当たり前で大切なことを改めて教えてくれる映画でした。ラストのアンパンマンが本当に死んでしまってからの怒濤の展開は感涙ものですよ。
【だだんだんとふたごの星】
見どころは「だだんだん」の「強化版ジャイアントだだんだん」の格好良さで御座います。バイキンマンのメカは男の子が体験する初めてのロボットではないかと思います。これに男心がくすぐられて、色んなロボットの魅力の虜になっていくのではないでしょうか。ラストのアンパンマンと「だだんだん」の共闘シーンは必見であります。
【よみがえれバナナ島】
東日本大震災が起こり、今作のテーマは「復興」でした。みんなで力を合わせてバナナ島を復興させようというお話です。この映画では、普段乱暴で正しいことが嫌いでぶっきらぼうなバイキンマンがヒロインのバンナを励まします。
「元気出せ!お前はな、元気ってことが取り柄なんだ。また新しく育てればいいじゃないか。俺なんか何回メカを作っても何回もアンパンマンに壊されるんだぞ!」
(「よみがえれバナナ島」より)
中々観ることのでできない展開で心に刺さるものがありました。皆で力を合わせて復興をするというメッセージ性を感じる作品だと感じました。ラストは清々しい程のハッピーエンドで気持ちいいー。現実世界では、映画のように簡単にはいかない。しかし、今作のようにバイキンマンとアンパンマンの双方から励まされることで、バンナは元気をもらって前を向いた。ちょっとずつでも元気を出すこと、それが大切なんだと思いました。
【まとめ】
以上、僕が面白いなーと感じたアンパンマン映画5作品の感想でした。ここまで読んでくださってありがとうございました。