【前置き】
どうも、虫虎です。面白い国内テレビドラマは沢山あります。今回はその数あるテレビドラマの中でも僕がもう一度観たいと思える程に好きなものについて語ります。内容は「ホタルノヒカリ」「スマイル」「泣くな、はらちゃん」「コウノドリ」「一リットルの涙」「僕の歩く道」「凪のお暇」の感想です。ネタバレありますのでご注意下さい。宜しくお願いします。
【ホタルノヒカリ】
インテリア事業部に努める雨宮蛍(綾瀬はるかさん)は、会社では有能な仕事ぶりをみせるOLだが、本当の姿は恋愛には無関心で、家でゴロゴロとしているのが大好きな干物女だった。そんな時、ロンドンからインテリアデザイナーの手嶋マコトが帰国してきた。偶然にも彼に惹かれた雨宮蛍は、5年ぶりに恋愛を始めることとなる。果たして、蛍の久しぶりの恋愛はうまくいくのだろうか。
1番面白かったテレビドラマは何かと聞かれたら、僕はこちらを挙げたいかなと思います。当時、毎週水曜日を心待ちにしていました。
こちらドラマの魅力2つ挙げてみます。1つ目は、「綾瀬はるかさんの無邪気な可愛さ」。家でゴロゴロふにゃふにゃしている綾瀬はるかさんが兎に角可愛いんです。
2つ目は、「一人でのんびりすることの気楽さ、良さ、のんびりさを感じれること」。一人の時間って干物女と同様に僕にとっても心の栄養を蓄える大切な時間なんです。僕にとってこのドラマは凄く共感できるところがありました。だからこのドラマが好きなんです。
【スマイル】
フィリピン人と日本人の両親から産まれたことにコンプレックスを持っているが、常に笑顔を絶やさない早川ビト(松本潤さん)。ある事件がきっかけで失声症になってしまった三島花(新垣結衣さん)。そして、目立ちたがり屋の弁護士伊東一馬(中井貴一さん)。運命に導かれるように出会った彼らは、笑顔ひとつで困難に立ち向かってゆく。
人種差別や犯罪加害者家族の偏見、マスメディア問題、裁判員制度などを様々な問題をテーマに取り上げる社会派ドラマです。
物語展開は、様々な社会の問題を取り扱っているので、飽きることなく視聴することができます。
キャストに関しては、松本潤さんのひたむきな演技に感動し、小栗旬さんの暴力的な演技に恐怖を感じました。そして、なんといっても声が出ないので、ジェスチャーを使って意思疏通をする新垣結衣さんが可愛すぎるんです。
スマイルにも色々種類がありますね。笑いたいから笑うのではなく、辛いことを何事もなく過ぎ去らせる為に笑うこともある。けど、やっぱり心の底から笑いたいですよね。そんな日が来ることを望んで、自分の見かけや生い立ち、メディアの偏見に対して懸命に強く生きる人たちの生き様をみることができる素晴らしいドラマであります。
【泣くな、はらちゃん】
言いたいことをはっきりと言えない地味で真面目な越前さん(麻生久美子さん)は、日々のストレスを漫画を描き、その登場人物に愚痴を言わせることで解消していた。ある日、その漫画の登場人物である「はらちゃん」(長瀬智也さん)が現実世界に現れるというファンタジードラマで御座います。
現実世界に現れた「はらちゃん」は、何も知らない。「片思い?愛?家族?」普段当たり前になってしまっていることを改めて考え直させてくれます。慣れてしまっているだけで、世界には感動できることが沢山あることを気づかせてくれる。そんなドラマですね。
僕がこのドラマが好きな理由は、「越前さんにシンクロ率90%以上でで感情移入できたから」です。地味で真面目で気苦労多く、言いたいことも言えずストレスを溜めて、それを自分一人の地味な作業で解消しているところに凄く共感を覚えました。そんな越前さんが「はらちゃん」と接することでいい方向へ変わっていくところも大好きな理由です。
挿入歌である「私の世界」も好き。「だからお願い。関わらないで。私のことはほっといて~」のフレーズも好きです。
【コウノドリ】
赤ちゃんの出産をテーマにした医療ドラマです。患者に暖かく寄り添う鴻鳥サクラ先生(綾野剛さん)の優しさが心に染み入ります。赤ちゃんの出産、育児、病気、婦人科現場など、出産に関するテーマを多岐に渡り扱っていて、「こんなこともあるんだ」と感心することも多かったです。観ていた時期が長女が産まれて半年位ということも重なり、うちの子が元気で無事で産まれてきてくれたことが奇跡だったんだと気づいて、喜びや愛しさを感じて、毎回泣きながら観ていました。母親や妻に感謝の気持ちが改めて芽生え、温かい心になれる素敵なドラマですね。
【一リットルの涙】
脊髄小脳変性症という難病を発病した少女の一生を描いた作品です。「僕が1番泣いたドラマ」ですね。徐々に体の自由が効かなる苦悩は耐え難いものだけど、残酷な運命に心折れることなく、人の役に立ちたいと願い続ける池内亜也(沢尻エリカさん)の姿は、力強くて勇気と感動を貰えました。僕達は、体が自由に動くことの幸せを噛みしめ、日々を大切に生きていかなければならないですね。生きる力や健康でいることの有り難さを教えてくれたドラマであります。
【僕の歩く道】
先天的な障害の為、10歳程度の知能までにしか成長しなかった自閉症の青年のお話です。
自閉症とはなんだろう。ドラマの話なので、現実とは異なる部分もあるのだろうけど、「自閉症のことを少し理解できるドラマ」であると言えるかなと思います。例えば、自閉症の方には「あることがらに関しては異常に記憶力がいい」「毎日同じ行動をとらないと気が済まない」「大きな物音がするとパニックを起こすことがある」「最近どう?といった抽象的な質問には答えられない」「強いこだわりがある」といった特徴があることをドラマを観るまで僕は知りませんでした。
大竹輝明(草彅剛さん)の純粋な気持ちや優しさで、周囲の人の理解を得ながら、皆に愛されていく様子は観ていて優しい気持ちになりました。現実はそんなに甘いものではないと思う。しかし、このドラマを見て僕は自閉症のことを少し理解できました。自閉症の方に優しく接したいと思えました。優しさを感じ温かい気持ちになれるドラマであります。
【凪ぎのお暇】
職場では、周りの空気を読み、謙虚に振る舞い、常に人の言動を気にしている凪。ある日、同僚に影で蔑まれていること、更に彼氏に愛されていなかったことを知り、過呼吸になり倒れてしまう。そこから会社を辞め、家財を捨て、都心から郊外へと引っ越し、新たなスタートを切る。何もかも捨て去って、自分を見つめ直す。自分らしく生きるとはどういうことだろうか。
僕自身、人付き合いの中で息苦しくなる経験を何度もしているので、このドラマを視聴して色々なことを考えさせられました。人付き合いとか、自分らしい生き方とか、やりたいこととか。「のんびり過ごすのもいいな」とか「言いたいことを言えるといいな」とか「空気は読むものじゃなくて吸うものだよな」とか「人の顔色を窺っているけど本当は自分のことしか考えてなかったな」とか「自分らしく生きたいな」とか。メッセージ性が強いので、共感したり、考えたりできて視聴していて楽しかった。他にはBGMであるパスカルズの音楽がドラマと合っていて好感触でした。
【まとめ】
以上、僕がもう一度観たいと思える程に好きな国内テレビドラマの感想を書きました。ここまで読んでくださってありがとうございました。