【前置き】
どうも、虫虎です。今回は「自己犠牲」と「他者貢献」という2つの言葉について考えてみます。似ているようで何かが違うと感じるこの2つの言葉。この違和感を解決していきたいです。宜しくお願いします。
【自己犠牲とは】
何らかの目的や他者のために、自己の時間・労力・身体・生命をささげること。
【他者貢献とは】
「他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるもの」
「他者貢献とは、目に見える貢献でなくともかまわない」
(「嫌われる勇気」より)
【自己犠牲と他者貢献の違い】
自己犠牲と他者貢献。どういうところが違うのでしょうか。
自分の労力を使って他者に利益を与える行為までは同じだけど、その与える行為に対する自分自身の捉え方が違っていると僕は考えます。
自己犠牲には、自分が損をしている、自分に被害がある、やらなければならないこと、というような感情が付きまとっている。
他者貢献には、自分の価値を見つけること、自分が良い気分になる為、やりたいこと、というような感情が付きまとっている。
つまり、自分の感情の違いということになると思います。
【であるならば一目瞭然】
自己犠牲と他者貢献。どっちが良いでしょうか。僕は「他者貢献」だと解りました。
相手に対して、何かをする時、自分の損得を考えたり、感謝の言葉を求めたりするのではなくて、純粋に困っている人がいるから手を差し伸べる。
そういう心持ちや行動規準で過ごすのは、気持ちのいいものであると僕は思います。
相手から感謝の気持ちを貰えたら嬉しいけど、求めなくてもいいではないか。自分がしたその行為に対して自分が「いいことしたな」と思えて、いい気分になれればそれでいいではないかと。
見返りを求めずに他者貢献できる心が持てれば、自分の世界が変わるような気がしますね。
【まとめ】
とどの詰まりは、自分がプラスに感じるか、マイナスに感じるかということに焦点を当てていたらいいのではないでしょうか。難しいことは考えず、困っている人がいたら助ける。
そういう行動が巡り巡って自分に良いことをもたらしてくれるものであると僕は考えました。
他者がわたしになにをしてくれるかではなく、わたしが他者になにをできるかを考え、実践していきたい
(「嫌われる勇気」より)