【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、現在飼育しているコガネムシについての感想みたいなものを書き連ねていきます。宜しくお願いします。
【コガネムシ】
私の趣味はガーデニングですわ。色とりどりの草花を毎日丹精込めて育てますわ。
ええ、植物を育てていると心が洗われるようですわね。
花の鮮やかさや美しさに心は潤され、緑の葉に安らぎや癒しを与えてもらえますわ。
おうちに遊びに来る友人たちも私の可愛い作品を誉めてくださるのよ。
さあ、今日もお花達にお水を与えましょう。
高貴なマダムは優雅にベランダへ降り立った。
高貴なマダム「え………何よ………こいつはっ!」
そこにいたのは、コガネムシだった。高貴なマダムが丹精込めて育て上げた植物をさも自分のご飯だというように貪っていた。
高貴なマダム「キーッ!何なのよ、あんた、出ていきなさいよ」
コガネムシはそんな高貴なマダムの声には気にもとめずにむしゃむしゃと葉っぱを食べている。
高貴なマダム「ムッキーッ!!」
そんなガンデニンガーの敵となる虫、コガネムシ。
でも、ちょっと待ってください、高貴なマダムさん。
この子、よく見るととても可愛いんですよ。
そんなコガネムシについてまとめてみます。
【特徴】
【カナブンとコガネムシの違い】
「カナブン」
・頭が四角い
・羽の付け根の逆三角形が大きい
・落ち着いた色調
・樹液や果実を食べる
「コガネムシ」
・頭が丸い
・羽の付け根の逆三角形が小さい
・金属の派手な光沢がある
・広葉樹の葉を食べる
【コガネムシちゃんとの出会い】
僕が洗濯物を取り込もうとベランダへ通じる扉を開けた時、「ブーン」と大きな羽音をたてて彼は飛来してきた。
僕が「うおっ」と驚いたのも束の間、彼は家の中へ入ってきた。子ども達がそれを見ていた。
「あっカナブンだー」
「この子も育てようよぉ」
そう、うちではカナブンを既に育てていたので、そのカナブンハウスに招待しようというのです。
「そうだね」
そう言って僕が彼を捕まえた時に気がついた。
「あっこの子もカナブンじゃなくてコガネムシだ」
コガネムシは広葉樹の葉っぱを食べるらしいので、さっそく庭で自生している葉っぱを摘んで与えてみた。
すると、コガネムシちゃんは葉っぱをむしゃむしゃと食べ始めた。
「あー可愛いねー」
それがこの子との出会いだった。
【衝撃のコガネムシちゃん】
コガネムシちゃんは葉っぱ一枚をペロリと平らげた。だから、僕は葉っぱを何枚か虫かごに入れておいてから、就寝した。
翌朝、虫かごを見てみるとコガネムシちゃんはカナブン用の昆虫ゼリーを食べていた。
(あれ?ゼリー食べてる?)
水分が足りなかったかなと僕は一人で勝手に納得してみた。葉っぱは食べていなかった。それから、会社に行って帰ってくると 、葉っぱが減ってなかった。
(んー?昨日は食べてたのにな)
まあ、お腹空いたら食べるのかなと僕はまた一人で勝手に納得して、就寝した。
翌朝、虫かごを見てみるとコガネムシちゃんは昆虫ゼリーを啜ってた。
(あれ?君はカナブンなの?)
(いや、確かに特徴はコガネムシだよなぁ?)
そう思った時、僕ははっと思い至って、スマホで「コガネムシ 昆虫ゼリー」と検索してみた。すると、コガネムシは昆虫ゼリーを食べるという記述が出てきた。
(へぇー昆虫ゼリーを食べるんだ)
それは僕にとって衝撃的な発見だった。
【まとめ】
コガネムシ、可愛いですよね。子どももコガネムシを手にのせても恐がらないから楽しんで観察してくれています。
ガーデニングの敵という害虫扱いされてしまうコガネムシちゃんですが、とても可愛いですね。