【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、漫画「変態仮面」の映画版2作品を視聴したので、感想を書きます。ネタバレありますが、よろしければお付き合いください。宜しくお願いします。
【HK変態仮面】
正義感が強くて、体格ががっちり、顔は厳つく強そうな雰囲気なのにいざ喧嘩をすると弱い色丞狂介(鈴木亮平)。しかし、偶然にも顔にパンティを被ることによって親から引き継いでいた変態の血が目覚めて、とてつもない力を発揮できるようになった。そうして生れたて変態仮面が悪と戦う話です。
色丞狂介の真面目さと変態さのギャップが面白さを秘密ではないでしょうか。
変態について思うことは、真面目の中に変態が見え隠れすると、その「変態」の輝きは一層増して、面白くも、気味悪くも、気持ち悪くもなるものかなと。この映画はその変態の力を面白さに全部変えくれています。
映画では随所に笑えるところがありました。特に個人的にツボだったのは真面目仮面こと佐藤二朗さんの存在だった。面白すぎです。
後は、鈴木亮平さんのマッチョ具合が凄かった。あんな身体憧れますね。僕も筋トレ頑張って筋肉隆々になりたくなりました。
【HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス】
変態仮面(鈴木亮平)に倒された大金玉男(ムロツヨシ)が復讐の為に真琴正(柳楽優弥)を利用して世界中の使用済みパンティーを奪って、変態仮面を異常危機な状態にする話です。
前作の放映から三年経過しているようだけど、鈴木亮平さんの肉体美はそのままで憧れますね。三年間あの筋肉を維持し続けたのでしょうか。だとしたら、凄いですね。
ニューヨークの場面はスパイダーマンに寄せたかな。よくよく考えてみると、スパイダーマンの衣装も結構変態チックですね。
映画を観て思ったこと。変態仮面が強大な敵を倒す為に修行するくだりがあります。それは一週間女の人を見ないことで自分の変態としての力を高めるというものでした。変態の力を抑えて使わない反動で莫大な力を発揮させるということです。
ある目標を達成させる為にやりたいことを我慢してその力をそれの為に使う方法は有用な手段だと思います。
例えば、受験や資格試験に合格するために遊びたい欲や睡眠欲を抑えて勉強に打ち込む、女の子にモテるために食欲を抑えて筋トレなどの体格改善に勤める、欲しいものを買うために物欲を抑えて貯金をする、強大な敵を倒すために性欲を抑えて変態の力を高めるとか。
何かを成し遂げるために自分に枷を設けることは一つの手段になると思います。そして、それは大きな力に変わるのではないでしょうか。
しかし、気をつけなければいけないことは抑え込んだ欲望が爆発してリバウンド反応を起こしてしまうことです。
言うなれば両刃之剣というわけですね。そんなことを考えつきました。
【まとめ】
以上、映画版の変態仮面2作品の感想でした。思ったことをつらつらと書いてしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。