【前置き】
どうも、虫虎です。今回は映画「鬼滅の刃 無限列車編」の感想を書きます。
僕自身は「鬼滅の刃」アニメの1話~26話を観ているだけの鬼滅素人ですが、公開初日に劇場へ足を運ぶことができました。
映画に凄く感動しましたので感想を記します。
ネタバレしまくるので、未視聴の方はご注意ください。
それでは宜しくお願いします。
【泣きどころが多い】
映画を観ながら泣かされっぱなしでした。僕の涙を留めているダムは前半部分で既に決壊していました。
竈門炭治郎くんが夢の中へ入り込んでしまい、アニメの1話で鬼に殺された筈の家族に会う場面で、まず号泣しました。
別れも何もないまま、突然鬼に殺された母と弟妹達が現れて、普通の幸せな生活が始まる。炭治郎がどんなに望んでも手にすることはできない生活がそこにはありました。
こんなのずっといたくなるに決まってますよね。
そして、後から鬼になった禰󠄀豆子ちゃんが人間の姿で現れるわけです。それは、ずっと禰󠄀豆子ちゃんを人間に戻すことを夢見て旅をしていたところに、人間の禰󠄀豆子ちゃんが現れたら、泣いてしまいますよね。もう号泣ものですよね。
夢の中は炭治郎にとって凄く幸せな状況なんです。
それはもう「ここにずっといたいなぁ」ってなります。炭治郎の嘆きにまた泣かされてしまいます。
でも、ここは夢の中なんだと気づいている。夢の中にずっといたいと思うけど、行かなければならない。
もう前半部分だけで、涙が流れきってしまいそうでした。
そして、後半は炎柱の煉獄さんですね。煉獄さんと上弦の鬼の強さは炭治郎と伊之助が加勢に入る隙すら与えない異次元の強さなのですね。
鬼は傷が回復するから、煉獄さんは互角の戦いをするも次第に劣勢に追い込まれていく。しかし、そこで奥義を繰り出す煉獄さんが格好良すぎますねー。
しかし、無念にももう少しのところで鬼に逃げられてしまう。
逃げ惑う鬼に対して炭治郎が叫ぶ場面がもうまた悔しさが伝わってきて泣けてしまいますね。
柱として部下と乗客を守り戦死する煉獄さん。最期に亡くなった煉獄さんの母親が現れて会話するわけだけど、もうその頃には、僕の長袖の袖は濡れて過ぎてました。
泣かされっぱなしの、心を揺さぶられっぱなしの映画でした。
【炭治郎と伊之助の連携】
映画の中盤の戦闘場面も心踊りましたね。特に、通常アニメの方でもあったけど、炭治郎と伊之助が連携して戦うところが面白かったですね。
うん、伊之助の被り物がこんなところで役に立つとは思いませんでした。
通常アニメでは伊之助は仲間と連携して戦うことになれていなかったけど、映画では炭治郎と巧く立ち回って戦っているのが、とても微笑ましかったです。
炭治郎が夢と現実の区別がつかなくなって、現実世界にいるのに自分の首をはねそうになるところを止める場面なんて最高でしたね。伊之助よくやってくれたよ。
善逸くんも一緒に戦ってみて欲しいけど、戦々恐々として炭治郎や伊之助の後ろに隠れてしまいそうだから無理なんですかね。続きを知らないので分かりませんが。
【炭治郎の心の中を見習う】
炭治郎の夢の中に入り込んでその無意識領域に鬼の手先である子どもが入り込む場面について思うことを書きます。
炭治郎の無意識領域は広大な青空と澄みきった海面のような地面だった。そこにある炭治郎の心の核となる部分を破壊すべく入り込んだ子どもだけど、何故か無意識領域の炭治郎の化身に心の核まで案内されることになる。
子どもは言う。僕はこれを壊す為に来たのに何故君達はそこへ案内するのか。
それは僕がそこへ行きたがっていたからだと化身は言う。
あぁ、炭治郎はなんて心が広くて澄み渡っていて優しいのだろうか。炭治郎というキャラクターが改めて好きになりました。
大事な自分の心の核に案内するなんて危なっかしい程の溢れんばかりの優しさに僕は感動しました。
現実世界では、ここまで優しかったら危険な目や取り返しのつかないことに巻き込まれてしまうこともないとは言えないけど、自分にでき得る範囲で、思いやりや優しさを持つことは、相手の為になるし、自分の為にもなるんだなと思えました。
戦闘中に不意討ちで刺してきた駅員にも思いやりの心を持つ炭治郎の心の優しさ、家族想いの心の美しさを見習いたいなと僕は思いました。
【まとめ】
以上、映画「鬼滅の刃無限列車編」の感想でした。ここまで読んでくださってありがとうございました。