【前置き】
どうも、虫虎です。今回は映画「イエスマン“YES“は人生のパスワード」についてです。「イエスマン」は僕の好きな映画なのですが、改めて視聴してみて思ったことを書くことにしました。宜しくお願いします。ネタバレあります。
【イエスマン“YES“は人生のパスワード】
『あらすじ』
職場、人付き合い、日常生活の全てに於いてノーと答えてしまう銀行員カール。ノーと言い続けることに少し違和感を感じ始めた頃、偶然にもイエスと言い続けると人生が変わるよというセミナーに参加することとなった。そこで、カールは一念発起し、どんなことにもイエスと答えることにした。イエスと答え続けるカールにはどんなことが待ち受けているのか。
『イエスと言い続けること』
何にでも否定的でお誘いも断り続けている人生と何にでも肯定的で色んなことに挑戦し続ける人生はどっちがいいのか。
映画「イエスマン」では、ノーマンでいると何事も上手くいかなくて孤独で無気力状態になってしまっているけど、イエスマンでいると毎日が楽しくて気持ちがいきいきしていって色んなことが上手く回っていって人生がより良い方向へ進んで行くように描かれています。
映画では銀行融資を全てにイエスして昇進したり、習ったギターで人命救ったり、韓国語で人間関係上手くいったり、イエスと答え続けることで運命的な出会いを果たしたりと、流石にこんなに人生が上手い具合に運ぶことはあり得ないと思うけど、こういう価値観や考え方は凄く素敵だなと僕は思っています。
こんな風に人生を歩みたいなと思ってしまいます。
映画では本当にあり得ない幸運に遭遇するけど、全てのことにイエスと肯定的に物事を捉えようとする姿勢は人生をより良くするために大切なことであると僕は考えます。イエスと答えることで気持ちが肯定的になっていって、自分の周りの出来事も肯定的で良いことが沢山起こるものなんじゃないかと僕は感じます。
『イエスマンにつけ込む人』
映画内でも描かれていたけど、この人はイエスしか云わない人だと分かると、そこにつけ込んで面白可笑しくからかったり、無茶を言って搾取を狙う人たちが現れるかと思います。
そういう自分のことを搾取の対象としてしか見ない人物には注意が必要です。始めはイエスと答えていても何か自分の中で不穏なものを感じるようになったなら付き合い方を考えてみる方がいいです。
映画の世界ではない現実世界ではこういうことも考えなければならないのかなと思いました。
でも、基本的には「イエスマン」の心持ちでいいのかなと思います。
『全部イエスすると何か狂う』
全ての誘いにイエスと答えていると体がいくつあっても足りないし、好きでもない人とは結婚できないし、明らかにイエスと答えたら地獄行きということもにもイエスと答えていたら人生が狂ってしまうのは目に見えています。
映画「イエスマン」でも述べられているけど、ただ単純に全てのことにイエスと答えるのがよしという訳ではない。
何事にも積極的に肯定的に取り組むことが人生を豊かにすることではあるけど、本当に嫌だと感じることにはノーと言ってもいいんだということを伝えてくれているのかなと感じました。
『まとめ』
映画はイエスと言って取り組んだことが思わぬところで役に立つ物語展開が面白いし、アリソン役のズーイー・デシャネルさんが可愛いし、最後のオチも好きだったりします。
あとはなんと言っても自分の大切だなと思っている価値観が描かれているところがやっぱりいいなと思います。