ランニング好きライトゲーマー虫虎(小説家志望)の日記

ゲーム、ランニング、文章書き、読書、昆虫、子育て、オナ禁、映画、人間関係、音楽、僕が考えていることなどを書いている雑記ブログ

ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」感想

【前置き】

どうも、虫虎です。今回はジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」の感想を書き連ねていきます。ネタバレありますので、ご注意ください。宜しくお願いします。

借りぐらしのアリエッティ [DVD]

借りぐらしのアリエッティ [DVD]

  • 発売日: 2011/06/17
  • メディア: DVD
 

借りぐらしのアリエッティ

①どんな映画?

メアリー・ノートン先生の著書「床下の小人たち」をベースとして、米林宏昌監督が手掛けたジブリ映画です。

 

 

②あらすじ

大きなお屋敷の下には小人が住んでいた。小人は現代の環境に適応できずに種を減らしてきていた。そんな小人の生き残りの一人であるアリエッティと療養のためにその屋敷に訪れていた翔とが出会うことで、小人の家族に大きな変化が訪れることとなる。

 

 

③小人目線の人間の世界

小人が人間の暮らしの中に混じってひっそりと共存するのって大変です。人間の扱うものは何でも巨大だし、角砂糖一個借りるのだって命懸けだ。そんな小人が人間の目を盗んで生活する姿を見るのが楽しいです。

 

さらに、人間にとっては普通の草むらや川であっても、小人にとっては巨大で広大な存在だ。人間と同じところにいてもそこは全くの別世界に見えてしまいます。そんな小人目線の巨大な草花の世界が美しく素敵に描かれていて、それを見るのも楽しいです。

 

④小人がいるかもという妄想

もしかすると、小人は僕たちの住む現実世界にもいるのかもしれない。映画の中で、小人はかなり密やかで慎重な暮らしぶりで、さらに知性を兼ね備えているので、本当にどこかにいたりして………なんて空想してしまうのも楽しいなと思います。

 

⑤絶滅していく種族達

物語の終盤で人間の翔が核心をつくことを言い放ってしまいます。

 

「君たちは、滅びゆく種族なんだよ」

(「借りぐらしのアリエッティの翔の台詞」より)

小人でなくとも現実世界に適応できずに絶滅してしまう種は多い。文化や生活の発達の代償として、地球環境はどんどん変わっていく。変わりゆく世界を止めることは難しく、種の絶滅は避けては通れない運命なのかもしれないです。

 

うん、だから人間が生活水準を高めていく背景には生きる場所を失っていく種がいることを忘れてはいけないのです。

 

そんなメッセージをこの映画から僕は受け取りました。

 

⑥主題歌Arrietty's Song

音楽担当はセシル・コルベルさんという方です。歌手でハープ奏者です。

 

主題歌の「Arrietty's Song」は森林の中にいるような感覚になれる曲で、優しい楽器の音色が素敵な曲だと感じました。癒されますね。

 

⑦まとめ

小人目線の世界観が凄く美しく描かれていて見入ってしまう映画でした。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。