【前置き】
どうも、虫虎です。今回は美しい自然や多くの動物達の映像が観れる映画「アース」「オーシャンズ」「センター・オブ・ジ・アース」の感想を書きます。ネタバレありますが、宜しくお願いします。
【アース】
地球のあらゆるところにカメラを回して映像を届けてくれる映画です。
緯度の違いで地球の状況は全く変わってくる。食料の少ない凍える北極と生命が溢れる赤道とでは同じ地球といっても全く違います。そんな地球の映像を観ていると、この星の規模の大きさや壮大さがひしひしと伝わってきます。
そして、人間の活動によりもたらされる地球環境の変化が地球上の生物達を生きづらくしているという紛れもない事実。
氷の足場がなくなり狩りができない北極熊、乾燥地帯が増えて水場を求めて大移動をするゾウ、海温上昇で餌であるプランクトンになかなかありつけないザトウクジラと、多くの動物達が地球上で生きるのが大変になってきていることを教えられます。
人が豊かさを求めることで、その代償を同じ地球上に棲んでいる動物達が受けている。その事実を僕たちにありのまま突きつけてくれる映画です。
【オーシャンズ】
海のこと、生態系や歴史や神秘深さをなかなか目にすることのできない美麗で迫力ある映像を通して学ぶことのできる映画です。
全編、物語の要素はなくて、海の映像だけで映画が作られている。映像だけでこれほどまでに惹き付けることができるなんて、海は偉大だなと率直に思ってしまいました。
僕が特に魅入った場面は補食シーンです。大きな生き物が小さな生き物を補食する。その大きな生き物をさらに大きな生き物が補食する。その弱肉強食の生態系の食物連鎖の残酷さの中に海の神秘を感じました。
映像に映る人間の何十倍もの大きさである巨大生物には畏敬の念を感じるし、浜辺にいる蟹や小さな魚やヤドカリなどには癒しの念を感じる。色んなことを感じさせてくれる海は神秘的だなと思ってしまいます。
そんな海への人間による介入によって、海洋が汚染されたり、乱獲が行われたりして生物が絶滅したり、温暖化現象によって棲みかに変化が表れている。この素晴らしい生態系が崩壊しつつあることへの警笛を鳴らしています。
何も主張はしない広大で寛容な海であるけど、確実にダメージを受けている。そのことを僕たちはまず知らなければならないです。そんなことを教えてくれる映画でした。
【センター・オブ・ジ・アース】
地球の真ん中には何があるのか。冒険のロマン溢れる映画でした。
恐竜や海竜や人喰い植物のような特殊で巨悪や生物が生存していたり、密林やマグマや海洋や磁場のような複雑な地形環境による大冒険に心弾ませながら魅入いってしまいましま。そして、間欠泉からの脱出劇に心踊りますね。これは、ディズニーランドのアトラクションにもなりますわね。
足元に目をやると、そこには見慣れた地面がある。この奥深くにはいったいどんな世界があるのだろうか。もしかすると、植物が自生していたり、生物が生存しているところもあるのかもしれない。そんなことを考えてみると胸が踊りますね。
冒険心を感じさせてくれる映画でした。
それと、ハンナ役のアニタ・ブリエムさんが可愛かったですね。
【まとめ】
以上、自然系映画「アース」「オーシャンズ」「センター・オブ・ジ・アース」三作品感想でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。