【前置き】
どうも、虫虎です。今回はHYの記念すべき1枚目のアルバム「Departure」の感想を書きます。個人の主観に基づく感想ですが、よろしければお付き合いください。宜しくお願いします。
【ホワイトビーチ】
1曲目から良曲ですね。メインボーカルは仲宗根泉さんとラップの名嘉俊さん。仲宗根泉さんの声は聴き手を惹きつける力がありますね。
「ホワイトビーチ」は、出会ったあの娘は僕を白い浜辺のような不安も悲しみもない世界へ連れていってくれた。彼女と出会った衝撃から愛を語り深めていき、僕の気持ちは、雨や風に負けずに一歩ずつ歩を進める仔犬の如くどんどん強くなっていった。
または、雨に打たれて、風に吹かれた仔犬が優しい飼い主に拾ってもらった。そんな仔犬視点と考えて聴くものありかと思いました。
解釈の方法が色々できるかなと僕は思いました。
「風を集めて飛び上がろう」
(「ホワイトビーチ」より)
大自然を感じることのできる歌詞がいいなーと思います。
【革命】
これからHYが革命を起こすぞ。そんな意気込みを感じさせるラップ曲です。
「HY魂、具現化、更に突き進み時代は進化 間近に迫る世紀末眼下行こうか 次の時代目指し さあ進もうか」
(「革命」より)
この詞の繰り返しが癖になる楽曲。HYというグループの魂を音楽という表現で具現化してくことになる。
【ソテツ】
ソテツ(蘇鉄)は、裸子植物ソテツ科の常緑低木。ソテツ類の中で日本で自生する唯一の種で、自然分布では日本固有種である。
「蘇鉄」という名前は、枯れかかった時に鉄釘を打ち込むと蘇るという伝承に由来する。
奄美大島では、珍しい食材として地域おこしに活用しようと、ソテツ澱粉を使ったうどん、天ぷら、餅、煎餅が製造されるようになっている。
(Wikipediaより)
画像を見て「南国を代表するようなあの植物のことだったんだ」と勉強になりました。ソテツのように太陽の光をいっぱいに浴びて、自然を感じて、力をつけて、夢や野望を携えて、これから音楽活動をやっていくぞというような気合いを感じることのできる楽曲ですね。
「見つけたいよう太陽の光浴びたいよう」
(「ソテツ」より)
この歌詞が好きです。
【Ocean】
新里英之さんと仲宗根泉さんの掛け合いとハーモニーが素敵な曲です。HYの真骨頂だと思います。
沖縄の海へ行きたくなる。広くて深くて美しい碧い海から、力をもらうことで、夢に向かって歩んでいける。海という大自然の力を感じれる楽曲です。
「「幸せになりたいなあ」なんて思わない人は地球にはいない」
(「Ocean」より)
この曲を聴きながら海を眺めていると、地球にも想いを馳せることができます。
【兼久商店】
HYの地元の東屋慶名にある小さな食料品店のこと。サインや写真、HYへのメッセージノートが置いてあったりとHYの聖地としてファンの方が訪れるそうです。画像を見る限り、地域に根差した昔ながらの食料品店に感じますね。
曲の方は、ラップ曲でここからHYとしてかっ飛ばしていって、音楽を広めてやろうぜという勢いを感じます。イントロのテンポの良さがいいですね。
「命中させろよ我らの命のダーツ歩き出す走り出す光り出す」
(「兼久商店」より)
語呂が良くて飛び出せそう。
【My Life】
いきなりの全英語詞。HYの皆さん、どうしちゃったんですか。多才すぎますね。
曲の方は、心配ばかりしてないで、夢の頂に向かっていこう。もうちょっとで辿り着くんだ。といった感じかなと思います。新里英之さんと仲宗根泉さんの男女のボーカル、名嘉俊さんのラップ、さらに新里英之さんの英語詞の曲と、HYのアルバムは多様性があって通して聴くのが楽しいですね。
「believe that happy life comes only once when you do your best」
(「My Life」より)
あなたがベストを尽くした時、一度だけ訪れる幸せな人生を信じてみてください。
【旅立ち】
仲宗根泉さんの「オオオ~オオオ~」のコーラスの存在感が凄い。でも、歌詞も聴こえてくるし、凄く良いハーモニーだなーと思います。サビの部分を聴いてると元気を貰えますね。最高の日に「よし、旅立とう」と万全の状態で出発して、これから頑張ろうという楽曲です。HYの最初のアルバムで、HY自身もこれから旅立とうとする心の熱い決意を感じる。
「深く輝く月の下今日も本当にいい日でした」
「永遠に輝く星空の下新しい旅に出ると決めました」
(「旅立ち」より)
深く輝く月と永遠に輝く星空、素敵な日には後押ししてくれる何かがあるように感じます。
【まとめ】
以上、HYさんの1枚目のアルバム「Departure」の感想でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。