【前置き】
どうも、虫虎です。人は現実を自分の都合のいいように曲げてしまうところがあるかと思いませんか。その辺りのことについて考えてみます。宜しくお願いします。
【嫌な現実は直視したくない】
人は誰でも自分にとって嫌な現実は見たくないものです。
誰かが自分の悪口を言っている、給料が低くて生活が苦しい、嫁や旦那に浮気されているとか、思わず目を覆いたくなるような現実です。
直視してしまうと、精神的に傷を負ってしまうし、恥ずかしくなるし、惨めな気持ちになってしまうものです。
【現実に言い訳を加えてしまう】
悪口を言う奴が悪いんだ、給料が低いのは会社が悪いんだ、嫁や旦那が浮気するのは相手が悪いんだと、悪い現実には言い訳をしたくなるものです。
【現実を曲げてしまう】
自分はちゃんとやってるのにただただ相手の悪意で悪口を言われているんだ、俺は能力あるのに会社が認めてくれないんだ、ちゃんとコミュニケーション取ってるのに浮気するなんて相手が100%悪いんだ、自分は何も悪くない被害者なんだと現実を曲げてしまいます。
【現実は変わらない】
辛い現実に対して言い訳して、いいように解釈するのは普通の感情と思考だと思います。
けど、嘆いていても現実は変わらないんだ。
確かに自分の行動の影響を離れた預かり知らぬところもあるかもしれないけど、それをその原因の全てにして現実を曲げても意味はないと僕は思います。
まずは起こってしまった現実をそのまま受け止めなければ始まらない。
【現実を直視する】
悪口を言われるということは何か自分に落ち度があったのかもしれない、給料が低いのは自分の能力が低いからかもしれない、浮気されたのは自分が魅力的ではなかったからかもしれないと恥ずかしくて心の奥底に隠していた自分の中の原因を見つめてみる。
【再スタート】
まずは現実を直視することから始めなければならないです。その後でどうするのかが見えてくるものかなと僕は考えます。
悪口を言われない行動を考えつつ必要以上に相手に媚びずに自分が正しいと思うことをしよう、勉強して自分の能力値を上げよう、一から自分磨きをしようと自分がやるべきことを見つけてやってみるといいのではないでしょうか。
【まとめ】
辛い現実を曲げても何も変わらない。辛い現実を見つめることで自分の本当の状況ややるべきことが見えてくる。そこからやっとスタートを切れるのだという話でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
失敗したらきちんと「プロセス」に目を向けること。むしろ「結果」は放念してしまう。それこそが、失敗から立ち直り、今後同じ失敗をして自分を傷つけないための極意なのです
(「禅、比べない生活」より)