【前置き】
どうも、虫虎です。劇場版「ポケットモンスターキミにきめた!」に引き続き劇場版「ポケットモンスターみんなの物語」も観てみました。こちらは子ども向け映画とは思えない程の物語展開だなぁと感じましたね。ネタバレありの感想を書きます。宜しくお願いします。
【交差する物語】
怪我で陸上を辞めてしまったミニスカートのお姉さん、嘘つきで見栄っ張りの若干の山男感のあるおじさん、人とコミュニケーションを取ったり人前で話すのが苦手なはぐれ研究員、ポケモン嫌いになってしまったマダム風のお婆さん、ゼラオラを見つけた女の子、真実を隠していたベテラントレーナー風の市長など様々な悩みや心の傷を背負っているキャラクター達がシティの危機を救うべく勇気を振り絞り、自分の殻を破っていく。そのみんなの物語が混じり合っていくところが深かったと僕は感じました。個性あるキャラクター達が多くいるので自分に照らし合わせることもできるかもしれないですね。ポケモンの世界なんだけどそこが大人も楽しめるようになっているなぁと感じました。
加えてサトシとピカチュウの絆だったり、ルギアの伝説級の力も絡み合って良かったなぁと思います。
【ポケモンと共存する】
映画を観ていてポケモンと共存することについて考えました。
痩せこけた市は伝説ポケモンのルギアの恩恵で発展した。しかし、その人たちはその勢いで開拓をして森のポケモンの生活を脅かした。また珍しいゼラオラを探して沢山の観光客が森の中に踏み込んだりもした。
文明の発展もある中で、人と暮らさず森でひっそりと過ごしたいポケモンもいるわけで、そんなポケモン達と人間の共存について考えさせられました。
【感想あれこれ】
サトシのピカチュウは相変わらず強かった。ピカチュウって種族値低いですよね。かなりレベルが高いんでしょうね。
嘘つきおじさんのウソッキーが可愛かった。
山火事鎮火という最後の盛り上がりが良かった。
ロケット団が活躍してた。
サトシの防御力とHPの高さ。サトシはゼラオラの強攻撃を受け止めたけど、割りと平気そうだった。ポケモンの攻撃ってエフェクトの割には人間にとって威力は低いのかなと感じた。だから、ポケモンは人と共存できるのかもしれないですね。ポケモンの攻撃が人体にかなりの負荷を与えるなら強大な兵器になりかねないでしょうから。何を書いてるんだ、僕は。
【まとめ】
大人も楽しめる物語、共感できるキャラクター、見え隠れする深いテーマとかあるけど、やっぱり一番はポケモンがいてその子達が活躍するのを観るのが楽しいんだよなぁと思いました。
好きなポケモンは出てきましたか?