【前置き】
どうも、虫虎です。今回はイソップ寓話の「牛飼いとヘラクレス」から学びを抽出してみます。宜しくお願いします。
【あらすじ】
牛飼いが牛に荷車を引かせて歩いていた時に荷車の車輪が道の窪みにはまってしまい動けなくなってしまった。牛飼いは動かなくなった荷車を眺めるだけ眺めた後に、「ヘラクレス様にお願いしよう」と思い至り、ヘラクレス神に助けを請うた。すると、ヘラクレス神が現れてくれたが、「お前はわしに頼む前に荷車を肩で担いで牛に引かせるとか考えてみて自分で解決する努力をせんかい」と一喝されてしまった。
【人事を尽くす】
この寓話からの学びとして、「問題を自分で解決しようとすることの大切さ」が挙げられるかと思います。自分で問題を解決する姿勢を持つことで、今ある問題に対する理解を深めることができるし、自己の問題解決能力を高めることができると僕は考えます。
【調べる前に考える】
話を現代に戻してみます。何か問題があった時、僕達はすぐにスマホで調べようとしてしまいます。そして、一つの解が簡単にスマホの画面に写し出されることもあるよくあります。
しかし、唐突千万スマホで答えを探すのではなく、まずは自分の頭で紆余曲折しながら自分なりの解の仮説を導き出してみるのがいいと僕は考えます。
それから調べるという行為で問題解決に試みると視野が広がるのではないでしょうか。例えば、目が疲れている問題を解決しようとする時に考えなしに「目が疲れない方法」と検索するのではなくて、自分の頭で考えてみて目薬がいいのかな、サプリメントがいいのかな、目にいいツボがあるのかなとか考えてみてから調べてみる方がより良い情報を見つけることができるし、調べたことが自分の身に付くのではないかと僕は考えます。
【聞く前に調べる】
何かわからないことがあった時、人に聞くのも一つの解決手段であります。人に聞くのは解決の近道だし、楽ですし。
しかし、一概には言えないけどそれはその人の時間を奪うことになるし、自分の成長にも繋がらないと思います。だから、人に聞く前に調べてみることが大事であると僕は考えます。
例えば、仕事において分からないことをすぐ聞くのもいいけど、少し調べて考えてみて「自分はこうこう考えたのですが、上司さんはどう思われますか?」みたいに、自分なりの解を作ってみるのもいいと僕は考えます。
【神頼みする前に聞く】
問題があった時、一番してはならないことを牛飼いはしたのかなと思います。神頼みは全てをやりきった後にする最終手段でありますね。自分で考える、自分で調べる、人に聞いてみる、人に頼んでみると人事を尽くした後にどうしようもなかったら神様に頼もう。すると、神様は応えてくれるのではないでしょうか。
【まとめ】
まずは自分で行動することが大事であると、この寓話から学びました。