ランニング好きライトゲーマー虫虎(小説家志望)の日記

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アドラー心理学「他者貢献をやり過ぎて自己犠牲を感じないように気をつける」

【前置き】

どうも、虫虎です。今回は、アドラー心理学における他者貢献について思うことを書いてみます。宜しくお願いします。

 

【他者貢献】

他者貢献とは、読んで字の如く、他者に貢献することです。

 

アドラー心理学では、他者に貢献することで自分の価値を実感できるとされています。

 

【他者貢献のやり過ぎ】

他者貢献をするときに注意しないといけないのは、自己犠牲していると自分が感じないことだと僕は考えます。

 

時に、他者貢献をして自分の価値を実感するでなく、自分の労力や時間が搾取されていると感じてしまうこともあるかと思います。それは、他者の人生を生きていることになっている状態です。

 

その他者貢献と自己犠牲の匙加減がとても難しいなと感じます。

 

例えば、仕事で他者貢献だと考え、あれこれ皆のために作業をしていると、最初は感謝されたり、充実感があったり、貢献感が得られます。そして、私の価値を実感できます。

 

しかし、他者貢献に精を出しすぎて、次第に何で自分だけこんなに頑張らないといけないんだと思い始めてしまうといった自己犠牲にシフトするというよくない状態に陥ることもあります。

 

つまり、自己犠牲を感じないように他者貢献をすることが非常に重要であると僕は考えます。

 

【自己犠牲を感じない他者貢献】

具体的に自己犠牲を感じないように他者貢献するにはどうしたらいいのだろうかを考えてみました。

 

『他者を仲間とみなす』

まず、アドラー博士の仰るように、他者を仲間とみなすことが大事です。自分が仲間だと思える人に対してなら、心に負荷なく他者貢献しやすいと感じます。

 

『体力をつける』

普段から運動して体力をつけることも大事です。疲れていると、なんで自分ばかり他者貢献しないといけないんだと、ネガティブな感情を持ってしまいやすくなります。だから、いつも元気で他者貢献できる状態で入れるように運動して体力つけたり、睡眠をしっかりとってちゃんと体力回復させたりすることが大事だと考えます。

 

『日々の作業を効率化する』

毎日の仕事や家事を効率的にこなせるように試行錯誤して努める。すると、時間に余裕ができてくる。その余裕のある時間を他者貢献に充てる。やっぱり、ある程度は余裕のある状態でないと、他者貢献から自己犠牲に進化しやすいと感じます。

 

『ストレスを溜めない』

ストレスが溜まってると、他者貢献はすぐに自己犠牲に様変わりすると感じます。だから、疲れているんだったら、無理矢理に他者貢献するのではなくて、一人の時間をとって寛いでゆっくりする。心が充足したら、また他者貢献の旅に出るという繰り返しがよいかと僕は考えます。

 

『自分のためという価値観』

他者貢献をするのは、勿論、他者の役に立つためでもあるけど、実は、自分の価値を実感して自分が幸せになるためにやっているんだという価値観を持つことが大事です。自分の幸せのためにやってる。そう考えれると、他者貢献を気分よく行えると思います。

 

『貢献感という幸せを感じる』

アドラー博士は、幸せとは貢献感であると仰ります。誰かに感謝されて承認欲求を満たすのではなくて、ただ私が誰かの役に立てていると実感できるだけで幸せなのだ、と。今日もいいことしたなと思い返して、ポカポカした気持ちになる幸せをちゃんと感じることが大切だと僕は思います。

 

【まとめ】

他者貢献し過ぎて、自己犠牲状態にならないように気をつけようという話でした。

他者がわたしになにをしてくれるかではなく、わたしが他者になにをできるかを考え、実践していきたいのです。その貢献感さえ持てれば、目の前の現実は全く違った色彩を帯びてくるでしょう

(「嫌われる勇気」より)