【前置き】
どうも、虫虎です。先日「クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」をレンタルビデオ店でレンタルして視聴してみました。僕は、クレヨンしんちゃん映画は最新作「クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」以外は全て観ているのですが、「ラクガキングダム」は僕の中ではかなり良かったなーと感じました。以下は、ネタバレありますが、感想を書いていきます。宜しくお願いします。
【あらすじ】
春日部の上空に浮遊しているラクガキングダムという王国。その王国は、地上に住む人達のラクガキをエネルギーとして空中に浮かんでいた。しかし、現代は昔と比べて、整然とされつつあるので、ラクガキの総量が減ってしまい、ラクガキングダムは、エネルギー不足のため浮遊できなくなりつつあった。
王国の若き王子はラクガキングダムを救うべく、春日部へ攻め込んで子ども達に強制的にラクガキをさせようと目論むのであった。
【感動系の映画】
クレヨンしんちゃん映画には笑いと感動のどちらもあります。その割合をどうするかで、感動系映画か爆笑系映画かに分類できるかと思います。
そして、今作は感動の割合が多めの感動系の映画でした。泣けましたねー。
しんちゃんは、いつもボケ倒してて、たとえ危機的状況であっても、空気読まずにボケをかますところが魅力であり、良さであります。けど、そのしんちゃんが、真面目になるとき、物凄くギャップが発生してより強い感動を呼ぶんだと僕は感じます。今回は、そんなしんちゃんのギャップが楽しめました。
そう、「にせななこお姉さん」と「ブリーフ」の勇姿が最高でしたね。しっかり者で突っ込み役の「ブリーフ」と台詞にレパートリーはないけど優しさ滲み出てる「にせななこお姉さん」との冒険を経て、信頼を築いからの最後の勇姿は感動ものでしたね。
涙なしでは見れませんでした。
【ぶりぶりざえもん】
もう1人の勇者、救いのヒーローぶりぶりざえもんも活躍します。昔からのあのキャラクター性がクレヨンしんちゃんらしさを出してくれますね。空気読まない感じからの、なんかいい奴みたいなのが、ぶりぶりざえもんらしくていいですよね。
【ハッピーエンドの結末】
今現在も、コロナ禍だけど、放映時もコロナウイルスが蔓延していたかと思います。
そんなときに、この映画の中で、春日部の人達が、皆で協力して困難を解決する。今のこの時代に、ダイレクトなメッセージ性があっていいなと感じました。
緊急事態宣言で自由を制限される国民のようにラクガキを強制的に書かされる子ども達は辛い状況に置かれている。けど、やらなくてはならないことは分かってるんだ。ラクガキを書けばいいんだ。春日部から逃げ出すんじゃなくて、皆で問題を解決できるように取り組めばいいんだ。
皆が皆のことを考えて行動するべき時なんだ。皆で自粛しましょう。そんなメッセージを僕は受け取りました。
【まとめ】
以上、「クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」の感想でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。