ランニング好きライトゲーマー虫虎(小説家志望)の日記

ゲーム、ランニング、文章書き、読書、昆虫、子育て、オナ禁、映画、人間関係、音楽、僕が考えていることなどを書いている雑記ブログ

僕の仕事に対する価値観が変わった話

【前置き】

どうも、虫虎です。今回は、僕の仕事に対する考え方が変わったときのことをつらつらと書いてみます。宜しくお願いします。

 

【考え方が変わった話】

今の会社に入社したとき、僕はやる気に満ち溢れていました。

 

早く仕事を覚えて一人前になって活躍したいと思っていました。

 

当時を振り返ってみると、それなりに一生懸命頑張っていたんじゃないかと自己分析しています。

 

職場の二つ、三つ、四つ上の先輩よりも早く会社に出社してましたし、周りの人よりも多く働こうと意気込んでいました。大変だったけど、真摯にひたむきに2~3年くらいはそんな感じで頑張っていました。

 

そのおかげか、上司からの評価もよくて、信頼、優遇されていました。

 

そんな毎日を過ごしていると、後輩も増えていきました。そして、後輩を指導したり、周りをまとめる立場になりつつありました。

 

そこで僕は悩むことになりました。

 

どうも、人に頼み事をしたり、間違いを指摘したり、人をまとめたりするのがとてつもなく苦手だったのです。

 

元々、気が小さすぎるし、人に怒ったり注意したりするのも嫌いでしたので。

 

周りの人や後輩は全然悪い人ではないんだけど、それでも、気を悪くさせてしまったら嫌だなとか、嫌われたくないなという邪念が強く働いて頼み事や注意が言いにくかったです。そして、大抵のこと、自分でできることは自分でしたりしていました。

 

次第にそんな僕のことが浮き彫りになっていき、上司からこう言われるようになりました。周りを怒ったり、もっとリーダーシップを発揮してかないと次のステージにはいけないぞと。プレッシャーかけられ始めました。

 

それでどんどん悩むようになりました。

 

自分のを変えてみようとしたけど、どうしても無理でした。厳しい人間になろうとしたけど、無理でした。

 

そこで僕はようやく気がつきました。

 

自分から優しさや人の良さを取ったら、何も取り柄がなくなりゃしないか。人に厳しく当たって萎縮させて成果を上げなければ昇進できないなら、別に昇進なんかしなくてもいいや、と。平社員のままでいいや、と。

 

そういう思考が腑に落ちたとき、凄く気持ちが楽になりました。もうこのままでいいや、と。

 

周りの人に迷惑かけないくらいに仕事して、他者に貢献できるよう、優しさや誠実さをもって人と接していきたいなと思えるようになりました。

 

出世のレールからは外れてるのかもしれないけど、自分らしくいれる方がいいのではないかと今は思っています。


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