ランニング好きライトゲーマー虫虎(小説家志望)の日記

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映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」感想

【前置き】

どうも、虫虎です。映画館へ足を運び、子どもたちと「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」を観てきましたので感想を書きます。ネタバレありますが、よろしければお付き合いください。


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【あらすじ】

5年に1度の青い大満月の夜に、魔法使いが月からやってくるという言い伝えがあるそうな。

 

すみっコ達は青い大満月の夜に湖畔でキャンプをしながら魔法使いを待ってみるのだった。

 

果たして魔法使いは本当に現れるのでしょうか。

 

【優しい世界観】

すみっコぐらしの穏やかで優しいパステルカラーの世界観に癒やされてきました。心が純粋な子どもは普通に楽しみ、社会の不条理を知ってしまった大人は心を浄化させながら楽しめると思います。

 

【主要キャラクターの相棒】

すみっコぐらしのキャラクターの性格や特徴を知るとさらに好きになりますよね。僕は前作の映画「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」を視聴したときに、このキャラクター達に個性というものがあることを知りました。

 

寒がりな「しろくま」、恥ずかしがり屋な「ねこ」、恐竜の生き残りであることを隠して生きている「とかげ」、自分探しをしている「ぺんぎん?」、衣99%肉1%というとんかつの端っこである「とんかつ」。この子達に特徴があることを知ると、フォルムの可愛さに加えて可愛さ倍増しました。

 

そして、今回の映画「すみっコぐらし青い月夜のまほうのコ」にはすみっコ達に相棒がいることを知りました。

 

しろくま」を温める「ふろしき」、「とんかつ」と志を同じくする「えびふらいのしっぽ」、「とかげ」とにせ繋がりの「にせつむり」、「ねこ」がお世話する「ざっそう」など相棒がいることを知って、その相棒キャラ達も可愛く思えるようになりました。「ぺんぎん?」は1人で自分探しかな。

 

キャラクターの存在だけはなんとなく知ってたけど、細かな設定を知るとなんだかほのぼのしますね。

 

【夢があると頑張れる】

今回の映画のメッセージの題材は「ゆめ」でしょうか。

 

すみっコ達はそれぞれ悩みがあり、それを解決できることを夢見ています。

 

しろくま」は寒がりなので暖かいところで暮らしたい。「とんかつ」は誰かに食べてもらいたい。「ぺんぎん?」は自分が何者かを知りたい。「ねこ」は理想の体型になりたい。「とかげ」はお母さんと暮らしたい。

 

映画のキャラクターである子ども魔法使い「ふぁいぶ」は夢を持っていません。何故なら魔法で全て叶えることができるから。

 

だから、「ふぁいぶ」は夢というものを魔法で消してしまえば皆が悩まなくていいと考え実行しました。

 

しかし、夢をなくしたすみっコ達はどうなったでしょうか。「とんかつ」はもうゴミ箱に捨ててくれと、「ねこ」はダイエット辞めて食べまくりだし、「ぺんぎん?」は自分を見つめる事をしなくなって、そして「しろくま」は半狂乱になり自分に扇風機をかけ冷やし始めました。

 

そう、夢がないとやる気がなくなって生きる活力がなくなってしまうんだ、と。

 

夢があるからこそ、皆、毎日を頑張れるわけです。

 

そんなメッセージを受け取りました。

 

子ども達は色んなことを経験して夢を探したらいいし、大人達は人生に絶望するのではなくて何か目標を見つけると毎日を頑張れるのではないでしょうか。

 

【届きそうな夢から設定する】

すみっコ達の夢はなんとか頑張れば叶えれそうなものがあるように感じました。

 

夢というと、プロ野球選手になるとか事業で成功するとか大きなことを指してしまう感じもします。

 

けど、夢にも色々あっていいのかなと思いました。2キロ痩せるとか、お正月家族に会いにいくとか、ストーブ買うとか、この本を年末まで読むとかも夢と読んでもいいのかなと思いました。

 

そういう届きそうな夢を設定して頑張って一つひとつ叶えていくことで幸せになれるのではないでしょうか。

 

【まとめ】

優しい世界観にほのぼの癒される映画でした。そして、夢を持つことの大切さを改めて教えてもらいました。