【前置き】
どうも、虫虎です。「チーズはどこへ消えた?」という本を読んでみました。多くの知見を得ることができて大変勉強になりました。今回は、感想を自分なりにまとめます。宜しくお願いします。
【どんな本か?】
ビジネスや人生全般に役立つ教えをチーズを探す二匹のねずみと二人の人間の物語を通して伝えてくれる本。
文量が少なくて読みやすい。けど、大事なことが凝縮されている。
忙しいビジネスマンや幸せな日々を送りたい人や物事が変化するのが苦手な人などにお薦めです。
【あらすじ】
二匹のねずみと二人の人間はチーズ(生きていく上で大切なもの)を見つけます。
これだけチーズがあれば自分たちは安泰だと安心します。
しかし、ある日突然、そのチーズが消えてしまいます。
そんな特大の変化が訪れたとき、ねずみはもうここにはチーズはないんだと察して別のチーズを探し始める。
しかし、人間は何故チーズがなくなったんだと、打ちひしがれ、怒り、原因を血眼になって探し出します。
彼らの運命はどう枝分かれしていくのでしょうか。
【変化を恐れず対応する勇気】
要するに、特大変化が起こったとき、どう行動するのかでどんな人生になるのかを伝えてくれてます。
変化が起こったとき、ただ嘆くのか、誰かに怒りをぶつけるのか、新しいチーズを探すのか、どんな対応をするのかで人生って大きく変わっていくんだなと読んでいて感じました。
そして、一番いいのは本書の通り、すぐに変化を受け入れて新しいチーズを求めて頑張ることなんだと改めて学びました。
今いるところが少しずつ悪くなってきてても、なかなか抜け出せないのが人の常だと思います。そのメンタルブロックを打ち破る精神力が必要なんだなと思いました。
もうあれこれ事態を分析するのはやめて、見切りをつけて新しいチーズをみつけたほうがいいと思うんだが
(「チーズはどこへ消えた?」より)
【新しい挑戦を楽しむ】
今いるところが心地よければよいほど、失い始めてからも抜け出せなくなります。
抜け出して新たな挑戦をするのには、勇気がいります。成功するかの保証もないし、大変な困難があるだろうことは目に見えているわけだから。
だから、抜け出して挑戦するのは難しいです。何となく毎日の結果が予測できる方が人は楽です。
挑戦するとき、大変なのは火を見るより明らかなんだけど、飛び込んでみて夢中になって走り出していくと、意外と楽しくなってくるものなのかもしれないです。
大変なんだけど、希望の光を携えて進むと困難も意外と楽しいものなのかもしれないなと本書を読んでいて思えました。
そして、そういう風に楽しんで頑張ってると、いつかいい結果を得ることができるかもしれないです。
変化は、災難に見えても結局は天の恵みだった。よりよいチーズをみつけるよう仕向けてくれたのだから
(「チーズはどこへ消えた?」より)
【小さな変化を見逃さない】
とはいえ、走り出すには精神コストがいります。
その走り出すためのコツとして小さな変化を見逃さないことが挙げられています。
今いるところが崩れ始めているなという違和感を感じたら、すぐに走り出せるように心の準備をしておくことが大事ということを学びました。
色んなことが絶えず動き続けてるわけなので、状況や時代は常に変わっていってしまう。というのが変えられない事象。すぐに行動に移さないと飲み込まれてしまうわけです。
その変化にちゃんと反応して、すぐに飛び込める力が生き残る術となります。じっとしててもいいことありません。
大事なのは違和感があったときにまだ大丈夫だと思い込むのではなくて、飛び出すことです。
留まってるとどんどん動きにくくなるから小さな変化のうちにちゃんと考えて駆け出すのが人生を生き抜くコツかなと読んでいて思いました。
予期していようといまいと、つねに変化が起きるのは自然なことだとわかった。変化に驚くのは、予期したり期待したりしていないからだ
(「チーズはどこへ消えた?」より)
【まとめ】
「チーズはどこへ消えた?」の感想でした。