【前置き】
どうも、虫虎です。先日、映画「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ忍者珍風伝」を観に行きましたので感想を書きます。ネタバレありますのでご注意ください。宜しくお願いします。
【あらすじ】
世の中には知られていない忍者の里がある。人里離れたその場所に忍術を扱う忍者達が忍び暮らしていた。
地球の内部には、自然を活かしたり、地上の安定を保つニントルというエネルギーが入っている。その昔、地上に深い穴が空いてしまい、ニントルが漏れ出してしまうという事件が起こった。その時、その穴を塞いだのが忍者の里の祖先であった。
そして、現代。人の欲によってその昔に塞いだ穴からニントルが再び漏れ出そうとしている。
野原一家とかすかべ防衛隊、屁祖隠珍蔵、屁祖隠ちよめはニントルの放出を抑えることができるのか。
【涙あり笑いありのいい映画】
クレヨンしんちゃん映画は笑いと感動どちらもあるいい作品が多いです。映画毎に笑いと感動の割合が違っているけど、今回は笑い60%感動40%くらいだったかと僕は感じました。
しんちゃんが生まれた頃の回想シーンやしんちゃんが家族恋しくなって涙する子どもらしいところに感動しつつ、ひろしの靴下攻撃やふたば幼稚園メンバーの掛け合いなどの往年のギャグに笑えました。
涙と笑いのバランスよくていい映画だなと思いました。
【資源を独り占めすると皆に迷惑がかかる】
映画内では、ザ・悪者の雰囲気の忍者の里の長老がニントルを封じている金塊を削り出し、私利私欲のために使います。そのため、地球は崩壊しそうになります。
誰か一人が私欲がために有限な資源を独り占めしだすと、周りの人が迷惑してしまうというメッセージを受け取りました。
今、戦争が起こってるけど、事情がどうであれ略奪行為は皆から総スカン喰らうものだし、分け合うことや思いやる精神を大事にしないとなと思います。
【家族愛の美しさ】
現代はYou Tubeやゲームなど面白い娯楽があるし、共働きや長時間労働などの働き方もあるし、楽しく一人で遊べるような玩具も沢山あります。
そんな時代の中で親と子の触れ合う時間は昔と比べると減っているのではないでしょうか。
また、学歴重視の競争社会の構造のために親が子を自分の見栄はりの存在と勘違いしてしまうことだってありがちなことのかなと感じます。親の思うように子どもを縛りつけすぎるみたいな。
勿論、親が子を大事に思う気持ちが今も強くあると思います。しかし、果たしてみさえやひろしのように親心だからと一言言って、何しんちゃんのためならでもできるんだとあんなに必死になれるのかと思ってしまいました。
アニメの世界ではあるんだけど、彼らの子への愛情を見習わなければなと思いました。
【まとめ】
あと、しんちゃんがシロを召喚したところが良かったですね。