【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、「「物語」のつくり方入門 7つのレッスン」の感想を書きます。宜しくお願いします。
【どんな本?】
小説の書き方の基礎の基礎を丁寧に解説してくれてます。初めて、小説を書きたいと思い至ったけど、書き方が分からないという人におすすめです。
プロットの作り方、キャラクターの作り方、ディテールなどに関して分かりやすく解説されています。
【内容まとめ】
簡単に内容をまとめてみます。
『プロット』
基本的な物語の流れとしては、「セットアップ→葛藤・展開→クライマックス→後日談」の流れを作るといいようです。
セットアップというのは、クライマックスの伏線として、始めに「いつ、どこで、何が起こったのか」を書くことです。ずっと面白く書き続ける必要はなく、セットアップ完了してからクライマックスへ向けて盛り上げていくとよいようです。
そして、クライマックス前に主人公達を窮地に立たせ、ハッピーエンドなら後日談は短めにするとよいようです。
「お話の冒頭部分で、「いつ」「どこで」「誰が」を明確にする癖をつけてください」
(「「物語」のつくり方入門7つのレッスン」より)
まずは基本に忠実にちゃんと書き上げてみることが大事だなと感じました。
『キャラクター』
キャラクターの作り方としては、価値観と能力、欲求が何かを設定すると人物像が浮き上がるようです。
価値観はそのキャラクターの判断基準に、欲求は行動の動機になります。そして、能力に対してはそれを自分が認識してるかどうかを決めるとよいようです。
年齢、性別に加えて、この価値観、能力、欲求の3点を決めるとキャラクターが出来上がります。
実際にキャラクターと作ってみます。例えば、20歳、男、欲求(旅に出たいという冒険心や好奇心が強い)、価値観(いいものはいい、悪いものは悪いと白黒つける性格)、能力(自覚している剣術の才能がある)とします。
作ってみるとこれだけでなんとなくキャラクター像が浮かび上がってくる感じがします。
「登場人物たちが、それぞれの欲求や価値観の赴くままに、ある意味、自由に好き勝手に動き出したとき、物語は驚くほど生き生きと面白くなります」
(「「物語」のつくり方入門7つのレッスン」より)
『ディテール』
ディテールに関しては設定の組み合わせでオリジナリティを出せるといいなと思いました。
また、書くときは時代背景などを詳しく調べないとなとも思いました。
【書くことを楽しむ】
それから、読んでいて書くことを楽しまないと続けられないなと思いました。
ウケるかどうか、売れるかどうかではなくて、好きな物語を書きたいという気持ちが大事だよなと感じました。
まずは、情熱もって書き上げることを目標にしたいです。
「これは売れるかどうか」「ウケるかどうか」なんかでは決してなく、「自分がどんなお話が一番好きなのか?」からスタートしていただきたい
(「「物語」のつくり方入門7つのレッスン」より)
【まとめ】
以上、「「物語」のつくり方入門7つのレッスン」の感想でした。