【子どもの頃、旅行よりもゲームが好きだった】
旅行はいいものです。訪れたことのない土地へ足を運び、そこの名産を食べて、有名観光地を見て回り、ホテルや旅館に泊まるという非日常を味わうことができます。お金もそれなりにかかるし、人生の思い出にも残りやすいしで、旅行は贅沢な娯楽だと思います。
僕は子どもの頃、そんな旅行も勿論好きだったのだけれども、それ以上にゲームが好きでした。
両親に観光地へ連れて行ってもらって、遊園地やアスレチックで夢中になって遊ぶのも楽しくて好きでした。ただ、それを上回るくらいゲームが好きだったように記憶しています。
五千円以下のソフトのゲームの楽しさがが数万年以上の旅行を超えていた時期が僕には確かにありました。
今でもゲームは好きだけど、子どもの頃はより魅力的な世界をそこに感じていたのだと思います。
マリオやカービィのステージクリアに夢中になったり、ポケモンやドラクエの世界観に魅せられていました。
大人になると、ゲームの時間も減り、距離感を取って付き合うようになりました。
子どもの頃、ゲーム>旅行だった価値観は、ゲーム<旅行にいつしか変わっていきました。
旅行の魅力による幸福を知って、ゲームを無邪気に遊ぶ気持ちを忘れたみたいな感じでしょうか。大人になるということに対して寂しいような嬉しいような複雑な気持ちになりますね。
色んなところから幸福を享受したいなら、子どもの頃のゲームの感動体験を忘れずにゲームしたり、大人の楽しみの嗜む知識や見解をもったりすることが必要なのかなと考えてみました。