【前置き】
どうも、虫虎です。貨幣状湿疹を語る第11回目です。今回は、脱ステロイド医師の藤澤先生の著書「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」の感想を書きます。宜しくお願いします。
【どんな本?】
脱ステロイド医の藤澤医師が書かれた著書。脱ステロイドで皮膚炎の完治を目指す人のバイブル。
僕はアトピーでなくて、貨幣状湿疹ですが、脱ステロイドをするなら読むべき本だと思いました。
【標準治療VS根本治療】
現在は、発疹ができると皮膚科へ行き、ステロイド外用薬を処方してもらって塗るのが通常の治療です。
ステロイドを使って数週間で発疹を治して、その後、保湿等で肌ケアして発疹がでなければ、それで解決となります。
しかし、再発を繰り返す人もいます。そういう人はステロイドを塗って治って、再発して塗って治ってを繰り返してしまいます。すると、次第にステロイドが効かなくなってきます。
僕は使い過ぎのため、ステロイドが貨幣状湿疹に効かなくなってしまったので、脱ステロイドを決意しました。
「ステロイド治療はその場の症状を抑えるだけの対症療法に過ぎない」
(「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」より)
【激悪化】
ステロイドの使用を止めると、リバウンドとして症状が激悪化します。
僕自身も激悪化を体験しましたが、本当にこの世の地獄をみたようでした。消えてなくなりたいと本気で思ってしまいました。精神的にもかなりやばかったです。
もし、脱ステロイドを実施してみようと思う方は脱ステロイド推奨医師の病院を探して、先生と一緒に取り組む方が良いかと思います。
「ステロイド長期使用後の中止には激悪化という代償が伴います」
(「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」より)
【湿疹の治し方】
本書ではアトピーの治し方とされてますが、内容はアトピーに留まらず、脱ステロイドをして湿疹全般を治すのに役立つ一助になるのではないかと僕は考えてます。
本書のアトピーの治し方を超簡単にまとめてみます。
『よく運動する』
運動することで自己治癒力が上がるようです。
『何も塗らない』
肌を甘やかさないことで、肌自身の治す力を鍛えることが大事です。
『お風呂に入らない』
季節によるかと思いますが、週1回入浴がいいようです。石鹸を使いすぎないこと、タモリ式入浴法などを推奨されています。
『食事に気をつける』
揚げ物や炒め物に使うリノール酸系の油、お菓子全般に使う砂糖類を控えて、良質なたんぱく質を取ることを心掛けると良いようです。
『精神的に吹っ切れる』
湿疹ができて凹むのもよくないです。よく笑って、前向きな言葉を口にすると良いです。
「肌の弱い人はボディーソープではなく、洗浄力の弱い固形石鹸を使いましょう」
(「9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方」より)
【まとめ】
脱ステロイドに挑戦するなら、本書を参考にしてみて、書いてあることを実践してみて、試行錯誤していくのが良いのかなと僕は考えています。