【アイシールド21】
才能なくたって努力でなんとかなるもんだ。自分の強みを理解して伸ばすことができれば強敵とも渡り合えるもんだ。自分のことを周りと比較して平均レベルだと思ってる人や突出した才能がないと思ってる人、所謂、普通の人を勇気づけてくれるアメフトマンガです。
主人公セナの所属する泥門高校のアメフト部には溢れんばかりの才能の持ち主というのは少ないです。ただ、自分のことを理解し、その強みを活かすことで強敵と渡り合い競り勝っていきます。自分よりも才能がありそうな相手にも努力すれば勝てるんだっていう展開に心打たれることが多いのが、この漫画が大好きな理由の1つです。
運動能力は低いのに得意な勉強をフルに活かしてガタイのいい選手たちの目をかいくぐりボールをキャッチするレシーバー雪光学。突出した運動能力はないけど基礎トレと緻密な作戦を練り込むことで泥門高校を勝利へ導く蛭魔妖一。すばしっこさしか取り柄のないセナ、キャッチしか取り柄のないモン太、パワーしか取り柄のない栗田先輩。そんなキャラクターたちが僕は特に好きでした。あっあと、神龍寺の雲水や王城の新も好きですね。
それから、試合展開が毎回鳥肌立つくらい面白すぎます。泥門VS神龍寺戦なんかは負けてしまうんじゃないかと思ってしまうほどの試合展開でした。王城戦や西武戦、白秋戦なんかも好きでした。
普通の自分も死物狂いで頑張れば、なんとかなるんだって勇気をもらえるマンガです。
「ないもんねだりしてるほどヒマじゃねえ あるもんで最強の闘い方探ってくんだよ 一生な」
(「アイシールド21 蛭魔妖一セリフ」より)