【ARIA】
未来の火星の水の都で一人前の水先案内人を目指す少女が色んな人と触れ合いながら成長していく物語の漫画です。
ほんわかと癒されつつ、ありふれた日常に素敵な彩りをつけてくれる優しい暖かさが好きです。休日にゆったりと読みたいマンガです。
本編で語られる「恥ずかしいセリフ」。少しばかりこっぱずかしいけど心が温まる素敵なセリフが毎回でてくるのが「ARIA」の魅力の1つです。
アリシア「それはね、灯里ちゃんが素敵だからよ。どんなに豊かでも不幸な人はいるし、どんなに貧しくても幸せな人はいるわ。結局本人次第なのよね、幸せを決めるのって。灯里ちゃんが素敵だから、この世界がみーんな素敵なのよ。」
→自分自身の心がどうなのかってことが大切ですよね。幸せかどうかを決めるのは、自分だということですね。
読み終わると、何気なくいつもそこにある空、草、花、木などに意識がいくようになります。実は近くに小さな幸せがたくさん溢れているんです。
マンガの中で灯里が小さな幸せを見つける度に癒されます。
こういう「近くにあるのに気づけていない幸せを感じようとする気持ち」を大切にしたいなと思わされる素敵な漫画です。