【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、大原扁理さん著の「年収90万でハッピーライフ」の感想を書きます。宜しくお願い致します。
【どんな本か】
週二回働いて、東京の多摩で生活している大原扁理さんという方の著書。年収90万円での東京暮らしから自身の生き方や考え方が記されています。忙しい日々を送るのが普通になっている現代人に対する生き方のアンチテーゼ的な本です。
【幸せかどうかは自分で決める】
著書を読んでいて、大原さんは年収90万円でも充分に幸せそうだなと感じました。家族がいるので真似はできないけど、羨ましいなという感情になりました。幸せというのは年収に比例しないということを体現してくれていますね。
僕自身もお金があれば必ずしも幸せになれるとは思っていないので、大変共感できる内容が多かったです。
「「どうすれば自分が幸せか?」は、他の誰でもなく、自分自身が知っていることじゃないかな」
(「年収90万でハッピーライフ」より)
【少ないお金でどう楽しむか】
大原さんは手軽にいつでもできる読書と散歩を趣味の主軸にしているようです。他には、野草を調べて料理にしたり、スコーンを作ったり、執筆(日記書き、ブログ、本)したり、ラジオを聞いたりしてるようです。改めて少ないお金でも自分を楽しませることはできるんだということを忘れないようにしたいなと思えました。個人的には、中古のゲームソフトで遊んだり、ランニングしたりするのも同じようにいいなと思います。
「まず、お金がかからないこと。〜次に準備が要らず、身ひとつあればできること。〜時間や場所を選ばないことも大事です。〜最後に、一人でもできること」
(「年収90万でハッピーライフ」より)
【ラクに過ごせるように衣食住をカスタマイズする】
自分の心身がどうしたらラクになるのか。
衣服はどんな種類のをどんな枚数持つのが幸せなのか。
家はどんな家でどんなところに住むのが心地いいのか。
食は何をどれだけ食べるのが健康的なのか。
自分が幸せになれるように衣食住をじっくり考えることって大事なんだなと思わされました。
「ファッションというのは、服を着るだけのことじゃないんですよね。どこに住んで何を考えて、どんな食べ物を食べているか、どういう人間と付き合って何を話しているのか、そういうことが基盤としてあって、その上に建つもの、という感じです」
(「年収90万でハッピーライフ」より)
【まとめ】
気づきの多い本でした。決して隠居をすれば幸せというわけではなくて、自分とちゃんと対話してどうしたら心がラクなのかを知ることが大事なんだと学びました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。