ランニング好きライトゲーマー虫虎(小説家志望)の日記

ゲーム、ランニング、文章書き、読書、昆虫、子育て、オナ禁、映画、人間関係、音楽、僕が考えていることなどを書いている雑記ブログ

僕と就職活動

【前置き】

どうも、虫虎です。今回は、もう10年以上前になる僕の就職活動の思い出を語ります。宜しくお願い致します。

 

【就職活動の思い出】

 大学生の頃の就職活動のことを思い返してみると、「楽しかったな」という感情が浮かんできます。就職活動は中々内定が決まらなくてやきもきしたり、移動や準備が大変だと言われているけど、僕は楽しかった記憶が強いです。何故、楽しかったのか掘り下げてまとめてみようと思います。

 

 

【自己分析で自分を見つめ直す】

 まず、就職活動の始めの段階では、自己分析をして自分がどんな職種に向いているのかを調べるところから始まります。この自己分析が結構面白いなと感じました。適性テストをやってみて、自分の性格や仕事の適性が文字としてまとめられることに面白味を感じました。動物占いとか心理テストとか結構好きだったりします。因みに、「僕の仕事の適性度は殆どの職種が平均的で、唯一介護職のみ飛び抜けて高かった」ってのがなんとなく当たってるなーと感じてました。

 

 

エントリーシートと面接対策】

 次は、エントリーシートの作成と面接で話すことを考える作業です。自分で色んなことを思い返して、エントリーシートを作り上げたり、面接の準備をするのが、自分の人生を見つめ直す良いきっかけになって凄く有意義な時間に思えました。「この楽しかったという思い出が後にブログという地味だけど楽しい僕の趣味に繋がった」のだと思います。

 

 

【電車移動中に読書】

 この時期に沢山読書できたのもよかったですね。長い電車の移動時間は特にすることもないので、必然的に大人しく読書することになりました。中でも、石田衣良さんの「シューカツ!」はタイムリーな本だったので、就活事情や学生心情に共感しながら読むことができました。また真面目にやっていればなんとかなりそうだなと勇気づけられましたね。

 

シューカツで試されるのは、学力でも知識や経験だけでもなかった。その人間がもつすべての力が試されるのだ。

(「シューカツ!」より)

 

【就活生と話すのが楽しい】

 同じ境遇の就活生。殆どの人が今後会うことのない人たちだろうから、気後れなく色んな人に話しかけることができて、それがコミュニケーションの苦手な僕にとっては嬉しかったです。モテない大学生だったので女の子ともお話しできたのも嬉しかったですね。

 

 

【色々な土地を楽しめた】

 就職活動では色々な土地へ赴きますね。僕はただ会社説明会や面接に行くだけではなくて、ついでによく観光していました。その土地の観光地を見て回ったり、名産を食べたり、買い物をしたり、街をブラブラ歩き回るのを一人で楽しんでいました。最早どちらが本当の目的か分からなくなっていたような気さえします。「誰も僕のことを知らない土地を気ままにぶらつくのは気楽で楽しい」。

 

 

【突然、僕の就活は終わる】

 そんなこんなで大して真面目に就活をせずに遊んでばかりの僕が内定をもらえるわけもなく、お祈りメールばかりだったけど、内定は突然訪れました。偶然にも唯一最終面接までこぎつけた企業からお祈りメールがきたときのことです。そのときの感情はよく覚えてないけど、なぜか僕はその企業に電話をかけました。

 

「面接ありがとうございました。今後の就職活動の参考にしたいので、落選の理由を教えてもらえませんか?」と。

 

その時は、社長はおらず電話は終わったのだけど、数時間後に僕のスマホがなりました。

 

「やっぱりよかったら、うちで働きませんか」と。

 

僕は飛び上がるほど喜んだのを覚えてます。

 

「是非御社で働きたいのでよろしくお願いします!!!」

 

 こうして僕の就職活動は終焉を迎えました。面接、エントリーシート関連の本を1冊読んだくらいで大して勉強もしてないし、面接も数える位しか行かなかった僕の就活は終わり、僕は残りの学生生活を遊び呆けることができました。

 

【まとめ】

今回の思い出語りで、そんなに苦労せずに遊びながら内定を戴けたから僕の就職活動は楽しかったんだと改めて気がつきました。

 

就職活動を真面目に頑張っていないから、会社に入社してから苦労することも露知らずに………。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。