【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、GLAYのアルバム「LOVE IS BEAUTIFUL」の感想を書きます。よろしくお願いします。
【ROCK’N’ROLL SWINDLE】
正統派ロック曲という感じでしょうか。社会に嫌気が差して、俺はもう出てくよ。サビの入りが凄く好きですね。「土砂降り〜♪」「空振り〜♪」と。アルバムの一曲目として勢いがつきますね。
【変な夢〜THOUSAND DREAMS〜】
学校?仕事?それよりももっともっと沢山やりたいことがあるはずだ。短い人生なんだから、変なものも含めた千の夢を叶えるために踊り切ろうぜ。ロックですね。サビがキャッチーで楽しい気分になります。
「どこへでも行ける靴がある 道はどこまでも続いてる」
(「変な夢〜THOUSAND DREAMS〜」より)
本当は心を押し殺してて、やらなくなってるやりたいことが沢山あるはずなんですよね。
【100万回のKISS】
キスって愛を伝えるだけじゃない。その人の色んな事を伝えてくれるものなんだ。TAKUROさんの歌詞が素敵すぎて感嘆します。彼女や妻、パートナーを大事に受け止めてあげようって優しい気持ちになれる曲で好きですね。
「都会の海に浮かぶ小舟に乗り合わせた2人はきっと偶然じゃない」
(「100万回のKISS」より)
詩的で素敵ですね。
【夏音】
夏の空は君を思い出すから嫌いだった。君との思い出が素敵すぎて、この思い出を持ったまま、大人になるのが寂しすぎるよって失恋ソング。初めて聴いたとき、「めっちゃいい曲だわ」って感動したのをよく覚えてます。TERUさんの切ない歌声に聴き入ってしまいました。楽しいことであれ、悲しいことであれ、その季節になると、ふと、思い出すことって結構ある、そんな曲です。
「あの日出会って見つめ合って指が触れて愛しさ知った」
(「夏音」より)
君への思い出が素敵すぎることがよく伝わってくる歌詞で好きです。
【AMERICAN INNOVATION】
JIROさん作曲。ライブで聴けると最高な曲ですね。AMERICAN INNOVATION〜♪のリズムがのりのりでいいですね。
「゛ism゛を振ってあがきまくれ」
(「AMERICAN INNOVATION」より)
ロックバンドって感じでいいですね。
【ANSWER (Album version)】
氷室京介さんとのコラボ曲です。
氷室京介さんの声が格好いいです。また、二人の声が合わさると曲の格好よさが倍増します。アルバム名の゛LOVE IS BEAUTIFUL゛が歌詞に入っているところからもこのアルバムの中心的な曲なのかもしませんね。ライブ動画も格好良かったです。憧れます。
「愛の意味は今でもまだよく判らず生きているけど これだけは信じてる゛love is beautiful゛」
(「ANSWER (Album version)」より)
格好よく愛を歌えるなんて素敵だなと聴き入りました。
【僕たちの勝敗】
聖母よ、このままいくと僕たちは負けますよね。自分のことばかり考えていれば、貧富の差は広がる一方。争いは絶えることがない。平和に暮らしている人もいれば、生きるのに必死な人もいる。そんな人々に思いを馳せる曲です。SDGsが流行ってますが、本当にできることから始めないと、ですね。何年も前からこういうことを訴えてるGLAYさんは凄いですね。
「欲をかき席をどかないツケが未来を黒く塗りつぶしている」
(「僕たちの勝敗」より)
日本に住んでる僕たちには耳の痛い歌詞です。
【サラギの灯】
サラギ(蛇穴)とは、元々「新来(さらき)」と言われ、新しい人たち集まって来て住んだ場所を意味します。昔は、蛇がとぐろを巻くことを「さらき」と言い、この字をあてた。
歌詞の解釈としては、恋人と別れ、新たな土地の灯りを見て、哀愁に暮れるイメージでしょうか。晩秋に恋人との思い出を振り返る切なさが伝わってきますね。
「せめてせめて枯れ逝く愛を抱きしめて誰のせいでもないと北風よ伝えて」
(「サラギの灯」より)
記憶にある愛を抱きしめる切なさが北風の冷たさのようで辛いですね。
【WORLD’S END】
この世界はいつも僕のやりたいようにさせてくれないということでしょうか。バンドサウンドが格好よくて心地よい。
「ロイヤルミルクティーのベッドの波に抱かれ夢に溺れても」
(「WORLD’S END」より)
どういうことなんでしょうか。なんか気になる歌詞でした。
【SCREAM(album ver.)】
SCREAMとは叫ぶ、大声を上げる。EXILEとのコラボ曲です。3人で歌い上げるサビは大迫力です。TERUさんはサポート役のような感じですが、存在感が凄いです。とても格好いい曲です。
「Anyone anyone anytime scream」
(「SCREAM(album ver.)」より)
この部分が特に格好いいです。
【恋】
TAKUROさんが恋を語る。好きな曲です。別れの恋を題材に恋愛のままならなさを歌い上げられてます。サビの部分の静かな盛り上がりも、また、いい。男女の関係性って脆いところありますよね。あんなに好きどうしていたのに心が離れてしまうなんてことがよくあります。まさに「優等生な恋愛なんな無い」ですよね。
「出逢い とまどい 傷つけては恋 治しては愛 答えなき問い」
(「恋」より)
傷つけるも癒やすも全て恋からくるものなんですよね。なんとも深い歌詞です。
【I will〜】
TERUさんの作詞作曲。アルバムを聴いているとき、TAKUROさんのかっこいい歌詞が続く中、ふと、TERUさんのストレートな歌詞が来ると感動します。アウトロが綺麗すぎて泣けてきます。
「上手く生きている時も上手く生きていない時も歯を食いしばってみてその分だけ踏み出せる」
(「I will〜」より)
力強い歌声に勇気をもらえます。こちらも名曲です。
【LAYLA〜Album version】
彼女へ語りかけていく曲。二人の関係やこれからの夢の行方などの悩みが綴られていきます。始まりが優しい語り口からはじまり、盛りがっていくのがいいです。
(「LAYLA」より)
残酷だなLAYLA♪のところの「な」と「L」の繋ぎ方がとても好きです。
【MIRROR】
失った者の苦悩を歌った曲です。Hello…と連呼するところが美しくも切ないです。こういう曲は、TERUさんの歌声とよく合っていて心に染みます。歌詞はオムニバスストーリーですか。
「働いて働いて働いて夢を時間も売り切った だけど手にした金の力では空白は埋まらなかった」
(「MIRROR」より)
この空虚感がなんとも切ないです。
【まとめ】
以上、GLAYのアルバム「LOVE IS BEAUTIFUL」の感想でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。