【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、ジブリ映画「紅の豚」を観ましたので感想を書きます。ネタバレありますが、宜しくお願い致します。
【あらすじ】
第一次世界大戦が幕を下ろした頃の話。魔法にかけられて豚人間になったポルコ・ロッソの物語。彼は戦争から遠ざかり、飛空挺乗りとして空賊狩りをし、賞金を稼いでいた。そんなある日、アメリカから腕のいい飛空挺乗りカーチスがやってくることでポルコ・ロッソの人生が動き出す。
【令和になっても面白い紅の豚】
久しぶりに観たけど、やっぱり面白かったです。反戦、貧困、ジェンダーなどの深いテーマがアニメの中で見え隠れしていて、考えさせられますね。浮世離れして人間のいざこざから距離を置くポルコ・ロッソの態度、貧しいながらも持ちつ持たれつ生きていく人々、女性が働くことが難しかった時代とかですかね。
今でも考えさせられることというか、戦争、貧困、ジェンダーは今こそもう一度ちゃんと考えないといけないことなのかもしれません。
【いちいち格好いい豚】
豚人間ポルコ・ロッソのセリフがいちいち格好いいです。豚が一番格好いいというのがこの映画の魅力の一つでしょう。描写の手がかりは少ないけど、ポルコ・ロッソは物語の最後フィオのキスで人間になったっぽいですね。
ポルコ・ロッソは戦争で友を亡くしたきっかけにより、人や国同士の争いから身を引くようになり、結果、浮世離れした豚になったのですか。そのポルコ・ロッソがフィオの人間らしさ若々しさに触れることでジーナへの恋心を呼び覚まし、人間に戻ったのかなと僕は解釈しました。
【BGMがやっぱりいい】
ところどころで流れてくる久石譲さんの音楽がやっぱりいいですね。いい挿入歌がすっと耳に入ってきますね。
【まとめ】
ポルコ・ロッソはジーナと結婚したのでしょうか。ジーナさんはますます綺麗になったというフィオの最後の解説から推察するに結婚したのかなと思っています。
以上、「紅の豚」の感想でした