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朗読「方丈記」感想

【前置き】

どうも、大河高士です。今回は、フリーアナウンサーのしまえりこさんのYouTubeチャンネルで「方丈記」の朗読を聞いた感想を書きます。宜しくお願い致します。

 

方丈記

日本三大随筆の1作「方丈記」。著者は鴨長明です。

 

鴨長明は、高位の家柄でありながら、俗世での人生は上手くいきませんでした。苦しむ中で、地震や飢饉、豪風などの大きな災害にいくつも見舞われました。その過程の中で、自分の住処や生き方に対する価値観を変容させてきました。

 

晩年は、山奥にこもり、自然を愛でながら、文学や音楽を楽しみました。山奥で語られる鴨長明の心情がとても素敵だなと思いました。

 

幸せとは何か。

 

地位や名誉なのか。

 

それとも人とのしがらみを避けた先にあるものなのか。

 

町中にあるのか。山奥にあるのか。

 

鴨長明が選んだのは、根源的な幸せであって、文章からその美しさを感じました。

 

私には到底真似できない生活だけど、とても魅力的でした。

 

生き方を考えるきっかけになる古典随筆でした。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。