【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、日本ファルコム社の「英雄伝説 空の軌跡SC」（PSP版）の感想を語る第2弾です。前回の記事で文量が多くなったので分けました。クエスト、イベントに関する感想を語ります。ネタバレありますが、宜しくお願いします。
【デアセトの秘薬クエスト】
デアセトの秘薬の調合のために、大型魚パールグラスが必要なのだけど、なかなか釣れなかった。試行錯誤するも釣り方が分からない………。断念して、調べることにしました………。
どうも3章の王都編で竹竿を取り忘れていたので、別の方法で「プログレロッド＋ミミズ」でしか釣れないらしいことが判りました。ミミズは、釣り場の近くにいる爆発する草モンスターが落とすけど、なかなか落としてくれなかった。なんで「泥つきニンジン」しか落としてくれないんだよ～。
紆余曲折しながらやっとのことで、ミミズを手に入れるも「カルプ」しか釣れない。調べてみるとどうもパールグラスは大型魚なので、「！」と表示が出てもすぐに逃げてしまうらしいです。
「そういえば、何度かタイミング外して取り逃がしちゃったのがいたけど、あれってパールグラスだったんだ………。」
それならばと、集中力を上げて「！」が出たと同時にパッとボタンを押すと簡単にパールグラスが釣れました。僕は小躍りしました。粘ってよかったです。報われました。
その時の右往左往で時間を結構浪費しちゃって、楽しいはずのゲームが楽しめず少し作業的になってしまいました。結果的に、うまくいって大満足なんですけど、その「パールグラス」を釣り上げる過程も楽しんでゲームを遊べたらなーと思いました。心に余裕をもってのんびりまったりと構えて、ゲームを楽しみながら味わってプレイしようと改めて考えさせられました。BGMに耳をしっかり傾けてみたり、フィールドの細々したところを眺めたり、世界観を楽しんだりと余裕をもって臨めたら良かったかなーと反省しました。
【ティータとアガットのイベント】
「わたしの大好きなお兄ちゃんを悪くいうのは許さないんだから！」
感動しました。涙腺が緩んでしまいました。この二人いいなー。妹を死なせてしまったと思い込み、その怒りを重剣に乗せて振り払らおうとするアガット。そんな半端な心の弱さをレーベェに指摘され悩んでいたがところをティータに励まされるイベントです。
自分で自分のことを悪くいうアガットに対して言い放ったティータのこの言葉が僕の心に突き刺さりました。お兄ちゃんの悩みを理解することはできないけど、お兄ちゃんには不器用なりにも優しいところ、ティータをいつも助けてくれるといういいところがある。だから、自分のことを悪くいうのは許さないんだから、と。
健気なティータの真っ直ぐな気持ちと自分の進むべき道を見つけることのできたアガット。
僕の好きなイベントの一つです。
【遠い日の記憶クエスト】
僕の好きなクエストです。ボース地方のメイベル市長の秘書リラさんの話です。前々から気になっていたリラさんにそんな過去があったとはです。百日戦役にて、両親をなくした子はリラと名乗って生きていました。彼女の感情のないような冷静な振る舞いは、心を閉ざしていたからでした。そんな彼女も10年間ボース地方で暮らし、そこでいつの間にか家族や仲間が周りにいました。リラさんの過去が明かになり、メイベル市長と故郷を訪ねてみようと話をする。
いい話だなー。
リラさんのことが判る良いイベントです。
【エステルとヨシュアのイベント】
再開のシーンが非常に良かったです。ヨシュアは、エステルを危険から遠ざけるために万策を尽くす。脱出に成功すると、再び離れようとします。ヨシュアは自分が壊れた人形であって自分と一緒に居れば、エステルが危険にさらされたり、悪い影響を与えてしまうと伝えます。しかし、ヨシュアの壮絶な過去を知ったエステルはそれは違うと言います。ヨシュアは、自分の大切な人が傷ついてしまうことの恐怖から逃げているだけなのだ、と。無意識の内に、お姉さんの死を他人事のように思い込んで、ショックから逃げている。大切な人が傷つくのが恐くて逃げている。だから、万策を尽くしてエステルを助けたのだ、と。恐がりで正直なヨシュア、私の大好きなヨシュア、これからは一緒に立ち向かっていこう、大丈夫だよ、と。エステルの言葉に涙するヨシュアくん。いいシーンです。泣けますね。
このイベントでゲームのBGMを聴きながら、物語を進めていくのって本当に素敵なことだと感じました。「ゲームっていいなー」思えた瞬間でした。
【まとめ】
以上、お気に入りのイベントのご紹介でした。まだまだ多種多様なイベントやクエストが沢山あるので、楽しめること間違いないと思います。
遊んだことある方もない方も遊んでみては如何でしょうか。
