【前置き】
どうも、虫虎です。今回はHYさんの五枚目のアルバム「HeartY」の個人の感想を書きます。宜しくお願いします。
【散歩に行こう】
HYメンバーの3人が歌っている曲。HYのコンビネーションの良さが存分に発揮されてていい感じですね。
大切な人と歩んできた道のりはとても素敵なもので僕の支えになっている。そんな散歩道が僕の次の道のりへの光となって照らし出してくれている。今まで歩んできた道を振り返ってみると、僕を支えてくれたり、励ましてくれる何かがそこにはある。時にはのんびり大切な人と街でも公園でも散歩したいなと思わされる散歩曲です。
「君の笑顔に何度助けられてここまで来れたんだろう」
(「散歩に行こう」より)
歌詞のどこを切り取っても素敵だなと思える楽曲なんだよねー。
【未来】
愛する君と肩を並べて手を繋ぎながら未来へ向かって歩いていこう。未来への希望を感じる歌詞が凄く素敵な楽曲です。
「君と出逢った奇跡を運命と呼ばせて君のそばにずっといたいよ」
(「未来」より)
歌詞のどこを切り取っても温かな未来に包まれるようで心地いいです。
【小さな優しさ】
新里英之さんのボーカルと仲宗根泉さんのハモり曲。新里英之さんの歌声はしっかりしてるからよく耳に歌詞が入り込んできますね。
僕の周りには気にしないと気づかないくらいの小さな優しさや幸せが溢れている。いつも側にいる人のことを想ってみると、「あぁ僕は幸せなんだなぁ」って感じるんだ。そんな楽曲です。
「いつの間に忘れていたこの空に幸せあることを」
(「小さな優しさ」より)
気づいてない幸せって沢山あると思います。そういう幸せを探してみると、心が暖かくなります。
【ベンジャミンベンジャミン】
ベンジャミンとは、「幸福をもたらす木」とも言われる観葉植物。「永遠の愛」「友情」などポジティブな花言葉の意味をもちます。
タイトルが「ベンジャミンベンジャミン」とベンジャミンが二つのくっついていることから、男性側の永遠の愛と女性側の永遠の愛がどちらも歌われていますね。お互いがお互いのことを永遠の相手だと想い合うなんて最高に幸せなことだなと思います。相当な奇跡ですよ。流れ去る時間を惜しんでずっと一緒にいたいなんて素敵だと思います。
「私にとって大切な人になってはくれませんか」
(「ベンジャミンベンジャミン」より)
素敵な告白の歌詞ですね。
【cheaters】
cheatersとは詐欺師達の意味。浮気する男の行動に気がついているけど、あなたを本当に愛して分かってるのは私だけと言って愛し続ける女性の心情を表してる楽曲です。HY楽曲にはあまりない雰囲気の歌詞が聴いてるとよく頭に入ってきます。心理情景描写が浮かんでしまう。こういう愛の形もあるんですよね。
「けど本音言ったらやっぱり嫌だよあなたが他の誰かを抱いてるのは」
(「cheaters」より)
愛してるけど悲しく皮肉じみた歌詞に心が痛みます。
【Y&I】
新里英之さんと仲宗根泉さんのダブルボーカル。二人の掛け合いが会話してるようでいいですね。
やむを得ず別れを決めたけど、お互いまだ愛し合っている二人の心情を歌った楽曲です。男女二人で歌うHYさんの黄金パターンですね。声を重ねながらの掛け合いを聴いてると切ない気持ちになります。
「君のいない事が君のいない日々が当たり前になっていく」
(「Y&I」より)
好きなんだけど、会わない日を重ねていくと記憶が薄れていくのも切ないですね。
【二階の奥の部屋】
新里英之さんが歌ってる曲。
二階の奥の自分の部屋から飛び出そう。そして、その部屋で抱いていた夢を叶えにいこう。夢の始まりは自分の部屋で一人考え始めたこと。始めの一歩を踏み出す勇気を与えてくれる楽曲ですね。
「時には耐え切れない事もあるけど僕だからやれるんだ」
(「二階の奥の部屋」より)
自分の可能性を自分が信じることって大事なことだと思います。
【0453】
「0453」とは4分53秒の曲という意味らしい。確かに4分53秒だった。僕は調べる前に必死に歌詞を聴きながらどういう意味なんだと思案してました。それは分かりませんね。
曲の方は夢へ向かう始まりの時。過去の経験や努力を用いて、今から大きな夢を目指していこう。HYさんの前向きな楽曲は安定していいですね。
「旅は始まったばかりなのです全てを糧にまた歩き出す」
(「0453」より)
今ここから旅立つことはできるんだと勇気を貰えます。
【出会い】
新里英之さんが歌ってる曲。
別れを経験した僕が新たな出会いをする話。歌詞中の「僕」はとてもいい人と出会ったようで幸せだなぁと思います。いつかこの出会いを大切にして「君」を守れるくらい強くならなければならないね。優しく寄り添って支えてくれる人がいることの幸せを感じることのできる楽曲。歌詞とメロディどちらも凄く優しくて爽やかで好きです。
「時に君が肩落として崩れそうになって前が見えなくなる時僕がそばにいたら少しだけ笑ってくれる?」
(「出会い」より)
僕の頼りなさに共感してしまう。
【この子達のために】
新里英之さんのソロボーカル曲。
高速で発展し続ける社会に環境は破壊され続けている。大切なことが何か変わってきてませんか。今の便利な生活と引き換えに、この子達のために残せるものが減ってやしませんか。環境問題を唱えてる社会風刺的な楽曲ですね。本当にこの地球の事をこれからは考えていかないといけないですね。
「この地球で生まれて良かったこの子達の未来でも言えるように」
(「この子達のために」より)
この曲を聞いて地球の未来の事に思いを巡らしてみよう。
【ビLOカナVEナスエル】
新里英之さんの歌うバラード。読み方はビラカナブナスエルで、意味はビーナスLOVE叶える。
HYの男性版の片想い曲ですね。君のことが好きで好きで堪らないけど、この想いが届かないことを知ってしまった。物語調になっていてどんどん切ない気持ちになってきます。
「とにかくあなたを長い間ずっと見ていたいんです」
(「ビLOカナVEナスエル」より)
好きな子を見ているだけでも幸せなんですよね。
【366日】
仲宗根泉さん、魂の叫び。HYの中でも有名な曲ですね。CD音源でも本当に気持ちが込もっていて感情移入してしまう。ライブで聴くと凄いんでしょうね。
曲は別れた恋人が忘れられない人の気持ちを歌にのせている。もう戻ることはできないのにあなたのことが忘れられない苦しみや悲しみが痛切に伝わってきます。
「恐いくらい覚えているのあなたの匂いやしぐさや全てをおかしいでしょう?そう言って笑ってよ」
(「366日」より)
好きで好きで堪らない気持ちが伝わってくる歌詞が切ないです。
【青い地球】
新里英之さんのソロボーカル曲。イントロの優しい始まりとギターとピアノの間奏がいい感じです。
青い地球を汚しながら先進国の人々が豊かな暮らしをしているのに対して、発展途上国の子ども達は貧しい暮らしを強いられているということ。同じ青い地球に住んでいるのに何故なのだろうか。そんな指摘をされているように僕は感じました。
「46億歳のこの星に僕達は命をもらい癒された」
(「青い地球」より)
地球を大切にすること、皆が不自由なく幸せに暮らすこと、とても難しいテーマではあるけど、考えていかなければならない大事なことですね。
【まとめ】
以上、HYさんの五枚目のアルバム「HeartY」の感想でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。