【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、ジブリ映画「コクリコ坂から」の感想を書いてみます。監督は宮崎吾朗さん、原作者は佐山哲郎さん、キャッチコピーは「上を向いて歩こう」です。盛大にネタバレしてますが、よろしければお付き合いください。宜しくお願いします。
【あらすじ】
1963年。日本には翌年開催される東京オリンピックの熱気が渦を巻いていた。
亡き船乗りの父と現在アメリカ留学している両親から産まれた主人公「海」は「コクリコ荘」を切り盛りしながら学校へ通っていた。
学校生活の中で、ひょんなことから文化部棟「カルチェラタン」で新聞記事を作っている風間俊と出会い、お互いに惹かれ合っていく。
両想いになりつつあるも、運命が彼らを引き裂こうとするのであった。
【ジブリラブロマンス】
先輩男子と先輩女子の恋物語は「耳をすませば」を彷彿とさせますね。
「コクリコ坂から」も海ちゃんと俊くんの初々しい恋物語にほっこりとさせられました。
ジブリ映画の女の子が顔を赤らめるときのあの楕円形の赤みがほっぺに描写される場面が僕は好きだったりします。
【フランス用語を使用】
映画内には聞き馴染みのない単語がよく出てきます。どういう意味なのだろうかと軽くネットサーフィンして調べてみると、どうもフランス語のようでした。
まず、題名の「コクリコ」は「ヒナゲシ」の花のフランス語です。「ヒナゲシ」の花言葉は「恋の予感」。この映画の題材にぴったりだなと思いました。そして、「コクリコ」って響きがなんだかいいですね。
次に、カルチェラタンとはなんぞや。調べてみると、フランスのパリにカルチェ・ラタンという地域があるようです。そして、そこは、学校の多い学生街のようです。映画内では、文化部棟の建物名に使われています。これもまた、音の響きがお洒落で素敵ですね。
最後に、主人公の海は何故「メル」と呼ばれているのか。海は、フランス語で「ラ ・メール」というそうです。そこから、「メル」というあだ名がついたようです。
調べていて、意味を知ると、凄くお洒落な映画だなと思えてきました。
【どっちなんだ?】
物語の核心に迫るネタバレですが、海と俊は実は兄妹だったっていう展開辺りから、「これハッピーエンドいけるか?」と僕は不安を感じながら観ていました。
それで、実はやっぱり兄妹じゃありませんでしたっていうオチで僕は胸を撫で下ろしました。
【音楽について】
あと、手嶌葵さんの「さよならの夏 〜コクリコ坂から〜」が心に染みましたねー。
【まとめ】
以上、「コクリコ坂から」の感想でした。
初々しい恋物語をみてほんわか癒されたい人にお薦めのジブリ映画です。
観たことない方は是非観てみては如何でしょうか。