【前置き】
どうも、虫虎です。子どもと観れる映画はなんぞやということで、今回は「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」を鑑賞してみたので感想を書いてみます。ネタバレありますが、宜しくお願いします。
【時が止まったままのアニメ】
「ちびまる子ちゃん」は僕が子どもの頃に見ているときでも時代背景の古さを感じていました。
調べてみると、昭和49年という時代設定のようですね。1970年代です。
その時代のままずっと放送されているから、今見るとなんだか大昔のことのように感じますね。
僕は1970年代はまだ生まれていないけど、「ちびまる子ちゃん」の世界観を通して古き良き日本を感じて、何故か懐かしい気持ちになってしまいます。
インターネットやスマホがなく、車も珍しい時代のこと。人との繋がりは狭い世界の中になるのだけど、一人ひとりの愛情や慈しみが濃いように僕は感じます。
そんな古い時代をループしているのが「ちびまる子ちゃん」なのかなと改めて感じました。
【お馴染みにキャラクター】
映画では子どもの頃に観ていたお馴染みのキャラクターが活躍します。分かりやすくも特徴的なキャラクターが多くて、ただただ懐かしかったです。
【感動回の映画版】
「ちびまる子ちゃん」の通常回を毎週観ていると、時々涙がほろりするような感動回に出くわすことがあったかと記憶しています。
この映画はその感動回の長編版と言えるかなと僕は思います。
まる子とアンドレアが祖父の過去を辿るところとか、二人でお祭り行くところとか、別れのところとか、なんかずっと半泣きの半感動状態でずっと観てました。まるちゃんの感動回って凄く泣けてくるんですよね。なんだかんだで皆優しいからかなぁ。アンドレアも素直で優しくていい子だったし。
【一期一会を大事にする】
あの時代は人と繋がるのは簡単なことではないです。
車移動はないし、インターネットで調べることもできない。
そういう時代背景の中で人を探して出会うことには大きな価値があると感じます。親友の孫が訪ねてきてくれたことで涙するスパゲッティー屋のご夫婦がいいなと思ってしまいます。
時代の流れの中で、どんどん疎かになる一期一会の大切さを確認できる映画です。
【まとめ】
凄く素敵な映画だったなと見終わって率直にそう思いました。
お薦めです。