【前置き】
どうも、虫虎です。Amazonプライムビデオで視聴できる「ロード・オブ・ザ・リング力の指輪シーズン1」を観ましたので感想を書きます。ネタバレしてますのでご注意ください。宜しくお願いします。
【幕開け】
闇の帝王サウロンが復活しようとしている。その気配は日を追う毎に強まる。エルフ族のガラドリエルはその闇の気配にいち早く気がついていた。そして、サウロン捜索に打って出るも見つけることは叶わなかった。そんな中、南方国で不穏な影の蠢きが見え始める。
【冒険ファンタジー】
邪悪な闇が現れて、それに対抗すべくエルフ、ドワーフ、人間、ハーフットなどの多種族が関わり合っていく展開に胸が踊りました。巨大な闇に立ち向かいつつあるシーズン1でしたね。
【種族についてまとめ】
『エルフ族』
力の指輪で描かれているエルフ族は長命で時の感覚が緩やかで耳の先が伸びてるのが特徴です。ガラドリエルはサウロン討伐に執着している。エルロンドはドワーフと友好的な人当たりのいい賢人。名工ケレブリンボールは僅かなミスリルで指輪を3つ作った。
『ドワーフ族』
背が低く力持ちな身体的特徴と義理堅い精神的特徴がある。鉄工、採掘業に長けている。ドゥリンはエルロンドの親友であり、ミスリルの鉱脈を発見する。ミスリル採掘でエルフ族の力になるはずだったが父王に阻まれる。
『ハーフット族』
小さく非力な種族。仲間と協力しながら生活している。季節毎に大移動をして住みやすい環境に身をおいてひっそりと種族の血を絶やさないよう暮らしている。ハーフットの基本的な性質としては慎重で争いや変化を好まない。しかし、少女ノーリには好奇心があった。その好奇心故に天から降ってきた大男を助けることとなった。そして、ハーフット族の暮らしに変化が訪れだした。
「わしらにドラゴン退治はできない。宝石を掘り出すことも。だが、この中つ国に住むどの種族よりも優れていることがある。お互いに誠実なこと」
(「力の指輪」より)
ハーフットの大移動の描写が好きです。
『人間(ヌーメノール)』
西方に住む人間族。かつてエルフと交友により発展したが、現在は交流を断っている。そこへ、エルフ族のガラドリエルが流れ着く。それをきっかけに闇が蠢きだしつつある南方国へ救援へ向かうことになった。
『人間(南方国)』
素朴な暮らしをしている人間族。闇に取り込まれやすい人間は物見の塔からエルフに監視されながら生活している。実は、南方国には闇の王国の封印を解く鍵が隠されている。オークたちが密かにその鍵を探し回っているのであった。まさか南方国がモルドールの起源だったとは……。(ネタバレ)
【重なり合う物語】
ヌーメノール、ドゥリンとエルロンド、ハーフットと大男、南方国と魅力ある舞台と登場人物たちが繰り広げる物語が次第に混じり合っていく展開が壮大で面白かったです。
【サウロンの正体は……?】
シーズン1の物語が進むにつれて気になってくるのはサウロンの正体です。サウロンは南方国でオークに父と呼ばれ慕われているアダルなのか、ハーフットと共にいる謎の大男なのか、はたまたまだ見ぬ人物なのか。明確には晒されてないけど、まさかのあの人だったとはねぇ……。
【その他感想】
『ガラドリエルが強い』
馬に乗った状態で剣撃や矢を避けたりする姿が美しかったです。
『ハルブランド卿がイケメン』
力の指輪の中で一番のイケメンだったのではないでしょうか。
『自然が綺麗』
南方国、ヌーメノール、ハーフット集落、ドワーフの住処など様々な舞台が特徴的で見てるだけで眼福でした。南方国の素朴な街並み、ヌーメノールのエルフ的街並み、ハーフットの自然との共生感、ドワーフの広大な穴蔵などファンタジー感満載で最高でしたね。
【まとめ】
剣と魔法の物語。ファンタジーの原点としての面白さを味わえた「ロード・オブ・ザ・リング力の指輪シーズン1」でした。邪悪が広まりつつある展開、好きです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。