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映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作感想

【前置き】

どうも、虫虎です。今回は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の感想を書きます。ネタバレありますが、よろしければお付き合いください。よろしくお願いします。

 

ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間】

 

 

【あらすじ】

3000年も昔の話。エルフは3つの指輪を、ドワーフは7つの指輪を、人間は9つの指輪を用いて各々の種族を統べた。しかし、指輪はそれだけではなかった。モルドールの冥王サウロンは滅びの山の炎から力の指輪を作った。その指輪の魔力は強大であり、世界は暗黒に支配されようとしていた。しかしながら、辛うじて人間とエルフの連合軍が冥王を打ち滅ぼした。冥王討伐1番の立役者イシルドゥアは冥王より力の指輪を奪った。が、イシルドゥアは指輪の魔力に魅せられ死んだ。指輪は川底深くに消え去り、人目につかずに眠り続けた。2500年後、偶然にもゴクリがそれを拾った。ゴクリはすぐに指輪の魔力に魅せられた。驚くほど長命になり、ゴブリンの洞穴深くの泉で時を過ごすようになった。それから、数百年後、ゴクリは「はなれ山の冒険」の途中だったビルボ・バギンズに指輪を奪われてしまった。指輪は地上に出てきてしまった。そして、3000年の時を経て再び冥王が目覚めつつあった。冥王は力の指輪を欲するのだった。世界を闇で支配するために……。

 

【壮大な冒険ファンタジー

映画の1作目は、ホビット庄を出て、アラゴルンを仲間にして、黒の乗手から命からがら逃げ延びて、エルフの裂け谷で指輪会議をして、カラズラス登頂に失敗して、モリア坑道でオーク、トロル、悪鬼バルログの強襲にあってガンダルフを失い、命からがらエルフの里ロスロリアンに逃げ込んで、川を下って、サルマンのオーク軍の猛攻に旅の仲間が離散するところまで語られました。最後はボロミアが格好よかったですね。

 

ロード・オブ・ザ・リングの世界観が好き】

中世ファンタジーというのか文明がまだそれほど発達していない時代に闇の帝王なるものを冒険を通して打ち破る話っていうのが私の大好物です。時に美しく、時に恐ろしい豊かな自然の中を仲間と旅をするというシチュエーションが好きです。そういう世界を映像で見れるのは幸せだなと思いました。

 

【人ではなくホビットに託される】

人間ではなく、小さい人ホビットに世界の命運が託される設定もいいなと改めて感じました。ホビットがいることで物語が面白くなりますよね。

 

レゴラスの戦い方が格好いい】

映像での戦闘シーンでは、レゴラスが格好いいなと思いました。素早い手さばきで弓を放ちつつ、近づいてきた敵には軽い身のこなしでかわしつつ短剣で応戦する華麗さが素敵でした。


ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

 

 

【あらすじ】

サルマンが作り出したオーク軍の襲撃により旅の仲間が離散した。フロドとサムは滅びの山を目指し、アラゴルンギムリレゴラスはオークに囚われたメリーとピピンを助け出そうと追走をし、メリーとピピンはオークの手を逃れファンゴルンの森へ入り込む。彼らの行方は如何に。

 

【壮大なファンタジー映画】

馬鍬砦に攻め込むオークの大群を迎え撃つローハンの騎士とアラゴルンたちの戦い。木を擬人化したエント族のアイゼンガルド強襲。サウロンの軍勢に攻め込まれるゴンドールの戦士たちの戦い。

 

スケールがどんどん壮大になっていって面白い第二部です。

 

【原作と異なる展開】

第一部は大体原作と同じでしたが、第二部は映画製作の都合で脚色ありました。

 

メリーとピピンが結構強気に木の髭に物申していたり、フロドがナズグルに近距離で襲われていたり、ファラミアに若干の邪念があったりとかは違ってたかな。

 

映画としては盛り上がる展開になっているので、これはこれでよかったですね。

 

【大迫力の戦闘】

オーク軍VSローハンの騎士(アラゴルンギムリレゴラス付き)とサルマンVSエント族(ピピンとメリー付き)の戦闘シーンは大迫力でしたね。この指輪物語の世界を映像としてみれるのは最高の幸せの一つなんだと改めて思いました。

 


ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

 

 

【あらすじ】

指輪滅却の旅、最終章。滅びの山へと歩を進めていくフロドとサム。モルドールの大軍勢を迎え撃つゴンドールの兵士とガンダルフ。救援へと向かうローハンの騎士。死者の道を通るアラゴルンレゴラスギムリ。それぞれの行く末はどこになるのか。

 

【大迫力の第三部】

人間連合軍VSオークの大戦争の映像が迫力満載でした。

 

象と戦うローハンの騎士、エオウィン姫&メリーVSナズグル、象を華麗に仕留めるレゴラス

 

戦闘描写にハラハラドキドキしました。

 

最後は、アラゴルンの配下となった亡霊たちがオークを掃討してくれてスカッとしました。

 

【映画サイズの指輪物語

小説が超大作なので、映画一本(三時間)×三作にしたとしても収まりきらないです。

 

出てこない登場人物や描かれない展開もたくさんありました。改めて、「指輪物語」は大作だなと感じました。

 

そして、小説を映像として眺めるのは楽しいな、と。小説を読んでから映画を観るのは楽しいなと感じました。

 

【サムVSシェロブ】

サムと太古の生物の生き残りシェロブとの戦いも手に汗握りました。

 

巨大蜘蛛を退けるサムは鬼気迫るものがありました。改めて、誠実なサムはいいキャラクターだなぁと思いました。

 

【感動のフィナーレ】

ファンタジー映画の完結シーンは爽快な気分にはなるものですが、泣くことはあまりないです。けど、「ロード・オブ・ザ・リング」では涙がこぼれました。最後のフロドとサムが見つめ合うシーンに感動しました。

 

【まとめ】

以上、映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の感想でした。とてもいい映画でした。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。