【前置き】
どうも、虫虎です。今回はHYさんの2枚目のアルバム「Street Story」の感想を好き勝手に書きます。よろしければお付き合いください。宜しくお願いします。
【AM11:00】
君への溢れんばかりの想いを伝える歌。朝寝坊した午前11時。これから、あなたとどこか遠くへ行ってみようか。HYの中の人気曲ですね。新里英之さんと仲宗根泉のダブルボーカルと名嘉俊さんのラップの掛け合いが崇高な芸術となっている名曲ですね。
「いつまでも二人で歩いていこうなんて言えるはずないでも君が好き」
(「AM11:00」より)
君への好きな気持ちが伝わってくる。
「だからお願い僕のそばにいてくれないか君が好きだから」
(「AM11:00」より)
サビのこのフレーズいいですよね。聴いていると、思わず口ずさんでしまいます。
【隆福丸】
新里英之さんの祖父の所有する船の名前だそうです。幸福を隆起させる船。
夢を叶える為に進み続けよう。古い日誌に書いた夢を叶える為に帆を広げて風をめいいっぱい受けて進もう。新里英之さんのおおらかで透き通った声とイントロとアウトロが良い感じの楽曲です。
「君が輝いていれば今も夢は近づいている」
(「隆福丸」より)
いきいきと輝いている人に夢が近づいてくるというのは一つの真理だと思います。
【トゥータン】
トゥータンとは、沖縄の方言で「トタン」の意味だそうです。
「トタン」とは、建築資材などに使われる亜鉛メッキ鋼板の俗称だそうです。所謂、画像を調べてみると色々な色があるけど、赤錆びた屋根や壁の印象が僕は強いです。
楽曲の方は、新里英之さんと仲宗根泉さんの二人の声の掛け合いとハーモニーが素敵で聴き心地の良さ抜群です。
辛い事や苦しい事や悔しい事があっても前を向いて進もう。あのトタン屋根の上にある青空へ向かっていこうよ。僕達HYが歌って応援してあげるよ。そんな前へ進もうという人を応援してくれます。
「ほんの少しの優しさで素敵で小さな花が咲く 皆もその素敵で小さな花がいっぱいある所へ行こう」
(「トゥータン」より)
優しさを与えると花が咲く。その花畑に行こうって素敵だなぁと思いました。
【男前】
男の子は本当は誰だって一番になりたいものなんだ。遠慮しがちな男子の背中を力強く押してくれるラップ曲です。誰よりも高く飛べたら気持ちいいだろうなぁ。
「飛べ飛べ誰よりも高く飛べ」
男前になれるように精進したいですね。
【コントロール】
俺達HYの音楽でファンの皆の心をコントロールするぜと宣言してくれるラップ曲です。間奏の旋律が個人的に格好良くて好きですね。聴き応えありますね。
「言葉の重厚打ち付ける」
(「コントロール」より)
言葉の力って強いし、音楽に乗せるとさらに強くなるように感じます。
【かなぶんの羽】
新里英之さんのソロボーカル曲。声が通っているから歌詞が耳にしっかり入り込んできます。
かなぶんが大海原へ飛んでいく位の広大さを持つ君の元へ行きたい。かなぶんが大海原へという大小の比較しているのが広大さの爆発を感じていいなと思いました。
「少しの勇気と暖かな心で小さな翼広げ君のもとへ」
(「かなぶんの羽」より)
かなぶんが海を飛ぶのって勇気がいると思うけど、その先にある幸せを掴んでみたいなとも思います。
【あなた】
仲宗根泉さんの作詞作曲で最初のソロ曲。
「あなた」への愛情を力強く歌っている。ウォークマンからでも、仲宗根泉さんの気持ちが伝わる。そんな思いの力を感じますね。ライブで聴くと、凄いんでしょうね。
「恥ずかしがり屋のあなただからきっとうまく言えないんだよね」
(「あなた」より)
この歌詞が好き。あなたのことを考えているし、凄く好きなんだよという気持ちが伝わってきます。
【33ナンバー】
新里英之さんのソロボーカル曲です。
曲名の意味を調べてみたけど、「HY」の「33ナンバー」はこういう意味なんですという答えが見つからなかったです。けど、エンジェルナンバーの「33」を意味しているのかなと調べていて僕はそこに辿り着きました。
エンジェルナンバーとは、天使から私たちへ向けられたメッセージとされているそうです。そのメッセージのエンジェルナンバー「33」は、「あなたの願いや希望を実現する」という意味が込められているそうです。
その事をふまえて、聴いてみると「夢を実現する為に頑張っていこう」という意味なんだと思えました。自分の努力という小さな光を夢や目標に届けよう。きっといつかは成功するんだ。
「まだ届かない小さな光は今夜空を目指す」
(「33ナンバー」より)
夢を目指している時が案外一番楽しい時なのかもしれないですね。
【Dreaming】
HYは日本の音楽界の頂へ向かうぞという熱い意気込みを感じます。男同士で歌い合うのもいいですね。
「あの場所へ続くこの道を見続けて見えてきたか行くべき場所は聞こえて来たか心に響く音は」
(「Dreaming」より)
「~したか」と強く聞かれるとテンションが上がります。
【雲】
新里英之さんのソロ曲です。
青空にぷかぷかと浮かんでいる雲のようなのんびりと陽気なギターの音を聴いていると気持ちが落ち着いてくる。雲のように真っ白のページに僕たちは夢を描くことができる。
何故かって?
だって僕という存在はこの世界で一人しかいないんだから、僕がすることは誰にも真似できないんだから。
「この世界で君しかできない事必ずあるさだってこの世に君は一人なんだもん」
(「雲」より)
自分らしく生きたらいいんだって背中を押してくれるこの歌詞凄く好きですね。
【さあ行こう】
新里英之さんと仲宗根泉さんと名嘉俊さんの歌っている曲です。このアルバムの終盤で、個々で歌ったり、二人で歌ったり、していた三人が集結して歌うという最後の盛り上がりがある楽曲ですね。
さあ大好きな君ところへ行こう。芸術性のある洗練された素敵な楽曲だと思います。
「特別な日を特別な場所で君と手をつないだままで」
(「さあ行こう」より)
特別な日を特別な場所で君と過ごすなんて素敵だなぁ。さあ行こう。
【Street Story】
三味線ですね。三味線の音が琉球の地である沖縄を凄く耳で感じることができます。三味線とギターの音が意外と合いますね。
歌を聴くと、HYが沖縄の地で路上ライブを行っている光景が頭の中に浮かびます。太陽の光が照らす中で、歌声が大地と空に響き渡る。花が咲いたように素敵な風景だなぁと思ってしまいます。
「晴れの日も雨の日も異なる表情をみせるいつもの路上」
(「Street Story」より)
その時々で雰囲気は違うけど、土台は同じなんですね。
【まとめ】
以上、HYさんの2枚目のアルバム「Street Story」の感想でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。