【前置き】
どうも、虫虎です。ドラえもんは僕が物心つく頃から側にいました。通常のアニメは勿論よく観ていたし、映画も好きでした。特に僕は「のび太と鉄人兵団」が好きでしたね。派生作品のドラえもんズも好きでしたね。ドラミちゃんとドラ・ザ・キッドの話が好きで、何回も観ていた記憶がありますね。少し大きくなってからも声優さんが一新された時に注目してまた観たり、アメトークのドラえもん回も好きでよく観ていました。それから、子どもが生まれて成長してまた一緒にドラえもんを観ています。そんな僕の人生の中で離れていた時期もあったけど、割りとずっと近くにいたドラえもん。そんなドラえもんがCG映像となって登場する「STAND BY ME ドラえもん」を視聴してみたので感想を書いてみます。ネタバレありますが、宜しくお願いします。
【物語展開について】
のび太とドラえもんの出会いから始まり、主要な道具を使っての通常回のような日常を過ごしつつ、ドラえもんの話で有名な「のび太の結婚前夜」や「さようならドラえもん」を踏襲した物語展開となっています。
【CG映像について】
アニメ絵のドラえもんより少し現実に近づいたCG映像であって、キャラクターの表情に繊細さや立体感がありますねー。ドラえもんの可愛さ、のび太の哀愁、しずかちゃんの可憐さ、スネ夫の意地悪さ、ジャイアンの迫力が増長されていたかと感じます。
【ひまわりの約束について】
主題歌の秦基博さん「ひまわりの約束」は流行りましたね。メロディが物語の切ない部分と合っていて凄くいいですね。
【のび太の結婚前夜】
「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それが一番人間にとって大事なことなんだからね。」
(「しずかパパの台詞」より)
のび太は全体的に能力が低いけど、優しい心を持っている。特技と言えば、すぐ寝れること、あやとり、射的くらいでしたっけ。そんな何をやっても人生が上手くいかないと心が荒んでしまうものかと僕は思います。けど、のび太は優しい心をなくさないところが強いなぁと僕は思います。上手くいかなくて自分が辛いときに人のことを考えれるなんて素敵な心だなと。もしかすると、のび太は辛いことを知っているから人に優しくできるのでしょうか。
そんなのび太もドラえもんと過ごすことで成長していった。優しい心を忘れずに。それでも頼りない大人のび太だけど、しずかちゃんの能力値が高いから、二人は上手くやっていけて、幸せになれるのではないでしょうか。
【さようならドラえもん】
ドラえもんの話の中でもかなりの号泣場面ではないでしょうか。
ドラえもんの中では僕はおそらくアニメ版のあのジャイアンとの喧嘩が一番は泣いたんじゃないかなー。
あののび太くんがドラえもんの道具なしでジャイアンに勝利する。いつも見ているあの情けないのび太がドラえもんを安心させたいという優しいでジャイアンの怪力を凌駕するところに僕は驚心動魄させられました。
その後のドラえもんとの会話もいいんだよなぁ。
映画ではジャイアンは基本いい奴ですけど、今回は悪役になりましたね。
【まとめ】
現実は21世紀になってドラえもんの世界観のような超未来にはなっていないし、ドラえもんもいないけど、立体的なCGドラえもんに画面を通して会いにいってみては如何でしょうか。