ランニング好きライトゲーマー虫虎(小説家志望)の日記

ゲーム、ランニング、文章書き、読書、昆虫、子育て、オナ禁、映画、人間関係、音楽、僕が考えていることなどを書いている雑記ブログ

映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」感想

【前置き】

どうも、虫虎です。Amazonプライムビデオにポケモン映画記念すべき第一作目である「劇場版ポケットモンスターミュウツーの逆襲」のリメイク作「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」が観れるようになっていたので、視聴してみました。以下は、感想を書き記します。ネタバレありますが、宜しくお願いします。

【原作は僕が初めて観た映画】

原作の「ポケットモンスターミュウツーの逆襲」は僕が生まれて初めて映画館に行って観た思い出の映画です。うちは、映画館には滅多に行かない家族だったけれども、この映画はお母さんに連れていってもらいました。朧気ながらも記憶を辿ってみると、興奮してスクリーンを見つめていたような気がします。物語展開も大筋はちゃんと覚えているから、僕にとっては子どもの頃の刺激的で印象的な思い出の一つになっていたのだろうと推察しています。

 

そして、リメイク作である「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」を観たわけです。物語は、ミュウツーの誕生、そして、サトシがポケモントレーナーとバトルするところ始まり、色々な展開を経てオリジナルとコピーと死闘。そして、サトシの捨て身のダイブであります。あの感動が20年以上の時を越えて蘇ってきました。

 

 

CGアニメーションのリアル】

今回は、CGアニメーションポケモン達がリアルにより近くなっていました。それでも、アニメに寄せ気味のCGアニメーションなのかなーと感じました。

 

よりリアルになったポケモンやフィールドを眺めていると思うことがあります。子どものころに妄想していた「この現実世界にポケモンがいたらどうなるんだろう?」がより鮮明になるなぁと。今の子ども達はもっともっと楽しい妄想の世界をイメージできるのかもしれないですね。

 

【バトルシーンがいい】

ポケモンアニメを観てて楽しいなと感じるのは、やっぱりポケモンバトルしてる場面かなと僕は思います。ゲームで放ってる技が躍動感や立体感を持ち合わせてアニメ映像で繰り広げられるのは見ていて楽しく感じます。本作ではフシギバナカメックスリザードンの御三家のバトルを見るのが楽しかったです。

 

【オリジナルとコピー】

本作の題材です。子ども向け映画だけど、深い題材であるなと感じます。オリジナルのコピーとして生み出されたミュウツーとその他ポケモン達には存在価値があるのか。元々、自分と同じ能力のポケモンがいるなら我々は必要ないのではないのか。

 

否、そうではない。

 

ミュウツーは闘いを通して気づいた。コピーとして生み出された我々もまたオリジナルであると。生み出された瞬間から、オリジナルとは別の景色を見て、別の経験をするわけなんだから、我々は一個人なんだと悟った。そのオリジナルとは違う経験を積み重ねていくことで、コピーとして生み出された我々はオリジナルとしての輝きが増していくのではないでしょうか。

 

仮に人のクローンが作り出される時代がきたなら、そういう問題もあるのかもしれないですね。そう考えると、凄く先駆的な作品に思えてきます。

 

【まとめ】

なにはともわれ、アラサーの僕には昔の記憶が心地よく呼び起こされる懐かしく不思議な感情になれた素敵な映画でした。