【前置き】
どうも、虫虎です。今回はイソップ寓話の「よくばりな犬」から学びを抽出してみます。宜しくお願いします。
【よくばりな犬の概要】
野良犬は骨付き肉を手に入れることができた。犬は意気揚々とゆっくり食べれる場所を探す途中で橋にさしかかった。その時、水面に写る肉を咥えた自分の姿を見つけた。犬は水面に写る自分の咥えた肉も欲しくなって口を開いた。すると、口から肉が川へと落ちていってしまったというお話です。
【二兎を追う者は一兎をも得ず】
欲張ってしまい、自分の実力以上のものを追い求めてしまうと本来なら手にいれていたはずのものも手放す結果になってしまう。
この寓話から学べることは、まず一つに自分の力量を心得ておくことが大事であるということだと思います。
自分の実力を高めに設定してその能力値に近づけるように前向きに努力するのはいいと思うけど、自分の私利私欲を満たすために自己の能力を鑑みないのはよろしくないかと僕は考えます。
【全てを手にいれる必要はない】
日々生活をしていると至るところから誘惑がきて、欲望を刺激してきます。
犬が水面に写る肉を欲しがるように、人も他人が持っているものやテレビのCMやYouTubeの広告などに写る商品を欲しくなってしまうものですね。
その全てを手にいれようとすると中途半端なことになると僕は思います。
だから、全てを求めるのではなくて、自分が本当に欲しいものを見極めて取捨選択することが大事であると言えるかと思います。
【少欲知足の精神】
欲を少なくして足りてることを知る。犬は自分の既に持っている肉で十分だと考えて、水面に写る肉を欲しがらずに、今ある肉を味わって食べると幸せだった筈です。
水面に写る肉を渇望したり、手に入れようと躍起になったり、手に入らないことに注目して不満になると、幸せじゃないです。
だから、少欲知足の精神を持つことも大事なことだと僕は考えます。
【まとめ】
自分の実力を知る、欲張らない、少欲知足の精神を持つことが大事かなとこの寓話から学びました。