【前置き】
どうも、虫虎です。今回はイソップ寓話の「虚飾で彩られたカラス」から学びを抽出してみます。宜しくお願いします。
【あらすじ】
ある日、鳥の王様を選ぶ大会を開催するというお触れが出回った。鴉は自分の真っ黒な羽では絶対に勝てないと考えて、他の鳥達が落とした色とりどりの羽を拾い、それを自分の体に付けて彩り豊かにした。
そして、大会当日。虚飾した鴉は見事鳥の王に選出されるも、他の鳥達から反感を買ってしまい、拾って取り繕った羽を払い落とされてしまい、王の称号を剥奪されてしまった。
【着飾らない】
この寓話から学べることは色々あると思うけど、まずは下手に着飾らないことが大事かと思います。見栄を張って着飾って偽りの自分を演じても、それは本当の自分ではない。他人にどう写るのかや他人より素晴らしくなろうと無理やり着飾って何とかしようとするのではなくて、自分らしさを磨いていく方がいいですね。鴉は、色とりどりの羽を付けるのではなくて、漆黒の羽を磨いた方が良かったのかもしれないです。
【周りの人のことを考える】
鴉は、他の鳥の羽を拾って着飾ったわけだけど、そんなことをすれば周りの鳥達はどんな気持ちになるのだろうかを考えるべきでありました。
少し考えてみれば、当然皆嫌な気分になるだろうし、自分に対して敵意を示してくるかもしれないということは想像できる筈です。
つまり、自分の行動が他人にどう影響を与えてしまうのかということを、一度立ち止まって考えてみることが大事であると思います。
【自分の持ち物で戦うしかない】
鴉は、自分の漆黒の羽を磨いて艶を出したとしても、他の美しい鳥には敵わず、鳥の王にはなれないのでしょう。
しかし、そこで虚飾にはしったとしても、結果は余計に悪い方へ転んでしまうわけなので、詰まるところは自分を磨くしかないわけです。
最終的には自分に与えられているものを最大限活かして何とかするしかないという心持ちをしておくのが大事だと思います。
【自分を好きになる】
鴉は自分の容姿に不満を抱いていました。不満を抱いてそれをばねにして努力するのはいいけど、落ち込んでもしょうがないですね。
与えられたものを改善して活かしていくという正しい努力をすることが大事だと僕は考えます。
そして、そんなありのままの自分を好きになってあげることが心を幸せにすることに繋がっていくのだと僕は考えます。
【まとめ】
この寓話から僕は、無理に着飾らない、自分の行動で他人がどう思うかに考えを巡らす、結局は自分の持っているもので戦うしかない、自分を好きになることが大事だということを学びました。