【前置き】
どうも、虫虎です。今回はイソップ寓話の「蚊とライオン」から学びを抽出してみます。宜しくお願いします。
【あらすじ】
ある日、蚊がライオンに勝負を挑んだ。
「お前は百獣の王だって威張っているけど、俺の方が強いんだぞ」と。
蚊は自分の極小の身体を活かしてライオンの周りを飛び回り刺し続けた。ライオンは蚊を何とかして仕留めようと爪で攻撃したが、全く当たらなくてついには自分の身体に爪を立ててしまった。
「ぎゃあああ」
「わかった、わかった、俺の敗けだ」
ライオンは蚊に降参してしまった。
見事ライオンに勝利した蚊は調子に乗り意気揚々と飛び回っていた。
「あっ」
勝利の余韻を感じる間もなく、蚊はうっかりクモの巣に引っ掛かってしまい、呆気なく命を落とすことになってしまった。
【相性がある】
いくら百獣の王だと言われていても全ての生き物に勝てるというわけではないです。この寓話での蚊とライオンの対決のように蚊が勝つこともあります。その蚊も蜘蛛にやられてしまうし、その種族毎に相性があるということになるかと僕は考えます。
これは動物の関係性だけではなくて、人間関係にも通じるものがあるかと思います。気の合う人もいれば馬の合わない人もいる。良くも悪くも相性というものは色んなところに存在すると僕は考えます。
【No.1ではなくてオンリー1】
一人ひとりの能力がずば抜けている五人組のアイドルグループSMAPが歌っていたように「No.1にならなくてもいいもともと特別なonly1」というように、動物も人間も個性があるので、誰が一番っていうことを競うのではなく、自分らしさを大事に活かすことが大切になってくると思います。よく言われていることではあると思いますが。
【謙虚な姿勢を持つ】
世の中には色んな人がいるので、ライオンのように百獣の王だと威張ったり、名乗ったりしていると、敵を作りやすくなって足元をすくわれることになりかねないですね。
蚊のようにオンリー1でなくて、No.1を目指してしまうとよく思わない人も出てくるかもしれないです。
ライオンも蚊も謙虚な姿勢を持っていれば、痛い目を見なくても済んだのかもしれないですね。
【まとめ】
この寓話から学んだことは、相性というものがあること、No.1でなくオンリー1を目指した方がいいこと、謙虚な姿勢を持つ大切さでした。