【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、アドラー心理学に出てくる単語「人生の嘘」とは何かについてまとめつつ、僕の思うことを書き殴ります。宜しくお願いします。
【人生の嘘とは】
アドラー心理学に出てくる「人生の嘘」とは、色んな口実を使って、自分の人生の課題から逃れようとする行為のことを言います。要するに、自分に嘘ついてなにもしないことと言えます。
「アドラーは、さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事態を指して、「人生の嘘」と呼びました」
(「嫌われる勇気」より)
【人は自分の都合で過去を編纂する】
アドラー心理学は、原因論でなく目的論を提唱しています。自分の行為の目的のために過去を使います。
僕が働かないのは過去に嫌なことがあったからだ。
対人関係を避けるのは性格が人見知りだからだ。
勉強しないのは勉強しても結果が出たためしがないからだ。
などと口実を持ってきて、自分に振りかかってきた課題から逃れようとします。
つまり、人は本当はできる可能性を秘めているのにやらない理由を過去から適当に見繕っている。アドラー博士はそれを「人生の嘘」と呼んでいます。
【過去を成長に使おう】
この「人生の嘘」から学ぶことは過去を言い訳に使うのではなくて、自分の成長に使った方がいいということだと僕は考えます。
過去に無心に無邪気に没頭して何事も楽しんでいたんだから今もそうできるはずだ。
昔、部活を一生懸命頑張ってたときのようにまたやれるはずだ。
過去に失敗したことを活かして今度は上手くやれるはずだ。
悔しい経験を活かして乗り越えれるはずだ。
などの口実を過去から持ってきて、振りかかってきた課題に立ち向かう。
つまり、自分の過去を振り返ってみて自分の誇らしかったところを呼び戻し、駄目だったところの反省を活かすようにして、いい方向へ物事が運ぶように過去を使うとよいかと思います。
過去の経験を逃げの言い訳に使うのではなくて、自分の自信やよい行動方針へ転換できるように使うと、よりよい人生を歩むことができるのではないかと僕は考えます。
【人生の嘘を止めよう】
アドラー博士が仰るように自分の課題から逃げないように勇気を持って立ち向かおう。
辛くて大変かもしれないけど、輝かしい未来へと自分の人生を導くには、過去を適当な言い訳を使うのではなくて、新たなモチベーションに変えるくらいの気概でやっていかないと乗り越えられないでしょう。
厳しいアドラー心理学だけど、それを活用した先にあるのは、素敵な世界観であると僕は思いました。
【まとめ】
今回は、アドラー心理学の「人生の嘘」から自分の考えを書いてみました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。