【前置き】
どうも、虫虎です。仕事上の関係性であれば、多少苦手意識を感じる相手であっても付き合っていかなければならないことはよくあるかと思います。けど、そんな苦手な人と付き合うことって、実はメリットもあるのではないかと思ったのでまとめてみます。宜しくお願いします。
【色々な価値観の人がいる】
人の性格は十人十色。一人として同じ性格の人はいないでしょう。
その中には自分と価値観が合わない人もいるし、苦手だと感じてしまう人もいる筈です。
人は誰しも自分と相性が良くない人とは関わりたくないと感じてしまうかもしれないけど、仕事上の関係であれば、避けることができない場合も多いかと思います。
仕事だから苦手な人とも接しなければならない。それって、仕事をする上でのデメリットであると感じてしまいますね。けれども、実は、いい面も潜んでいるのではないかと僕は考えています。
【自己の価値観の刺激になる】
人は、自分と似たような空気感や価値観を持ち合わせている人と接している方が楽です。意見も合いやすくて衝突することも少ないからだと考えられます。
反対に、価値観がかけ離れている人と接する場合は、意見の食い違いが起こったり、苛々したり、もどかしい気持ちになったりとネガティブな感情を持ち合わせやすくなるかと思います。
けれども、そういうネガティブな感情になったときこそ、自分の価値観にとっていい刺激にもなりうるのではないかと僕は考えます。
【自己成長の砂金がある】
苦手な人と付き合うことで、自分の中の価値観を再認識したり、人との付き合い方や距離の取り方を考え直してみたり、会話を学んだり、ネガティブな感情になったときの心の持ちようの訓練をしたりと何かしらの自己成長できるという面があると僕は考えます。
自分を例に出してみると、僕は根暗人間なので、明るくてテンション高くてノリのいい人に苦手意識を感じてしまいます。接していると、気を遣うからか結構疲れることが多いです。
大変だからデメリットのように感じてしまうけど、実はいいこともあります。僕はやっぱり静かに過ごすのが好きなんだと価値観の再認識をしたり、こういう人とはこれくらいの距離感でいたいなと考え直してみたり、明るい会話の受け答えを学ばせて吸収させてもらったり、疲れたけど緊張感もって仕事できたなとか、いい面もかなりあると僕は考えます。
居心地のいい場所ばかりにいても、価値観が刺激されない。反対に、苦手な人と付き合うことで価値観が刺激されて考えることが増えます。行動規準も変化していきます。苦手な人からでも自分に足りてない側面のような価値観があれば取り入れることもできます。
そういう風に仕事でどうしても付き合わないといけない苦手な人がいる場合、価値観が刺激されて自己成長できるなと肯定的に捉えると気持ちが楽になると僕は考えています。
【まとめ】
仕事上では、苦手な人との付き合いも避けれない。それをネガティブに捉えるのではなくて、刺激を得やすいのだから、成長のできる砂金を探そう。すると、苦手な人とも少しは付き合いやすくなるのだはないかという話でした。
お奨めしたいのは、これまで君が生きてきたなかで知り合った人々の棚卸しです。その人たちが君にどのような「糧」を与えてくれたのかを書き出してみるのです。
(「働く君に贈る25の言葉」より)