【前置き】
どうも、虫虎です。引き寄せの法則を語る第47回目です。今回は、引き寄せの法則の力を上手く使うのはいいことだけど、それ故に現実が見えなくなるのは良くないなと思ったのでまとめてみます。宜しくお願いします。
【引き寄せの法則の闇】
引き寄せの法則の教えには、物事のいい面を見るとよい、いい気分でいることが大事、外側でなくて自分の内側に尋ねてみようなどがあります。
確かに、それらのことは大事なんだけど、自分の意識を自分の気分や内なる声に振りすぎて、現実で起こってることを全く見ようとしなくなるというのはかなり不味い精神状態なのではないかと僕は考えています。
例えば、現実で悪いことが起こってるのに、その部分をまるで無視して、いいところだけを見ようとしたり、いい気分でいれば大丈夫だって思い込みすぎるのは異常なのではないかと考えます。現実に悪いことが起こってるってことは、思考や潜在意識の歯車がどこか狂ってるのかもしれないし、そもそも悪い状況の中でいいことを考えるのは不自然だし難しいです。
そんな風に引き寄せの法則を上手く使えてないのに変な方向に信じ込みすぎてしまって、目の前の現実を受け入れようとしないのは不味いと僕は考えます。
引き寄せの法則をちゃんと使えてない、理解できていないのに、信じ込みすぎて現実が見えなくなる、見ようとしなくなってしまうのは本当に良くない方向へいってる感じがしてしまいます。
それは、引き寄せの法則の闇の部分でもあるのなのかなと思います。
【まずはしっかりと現実を受け入れる】
引き寄せの法則を扱うのは簡単そうで難しいのだと僕は思います。
人は1日6万回も思考するし、気分の浮き沈みもあるし、潜在意識がどう働くかも分からない。
だから、目の前で起きている自分の思考の結果をちゃんと受け入れることが必要になってくると思います。
悪い状況や本当は落ち込んでいる自分の気持ちを無視するんじゃなくてちゃんと見てあげるのが大事だと思います。
問題解決した未来をイメージするのは大事。でも、次にちゃんと問題解決策も考えないといけないはずなんです。
物事のいい面を見て気分よくなることは大事。でも、本当の自分を無視していい気分になろうとするのは良くない。ちゃんと気が滅入ってる自分を受け止めてから、癒やしてあげないといけない。
そのようにちゃん現実を受け止めることも必要だと考えます。
【受け入れてからいい気分でいることを考える】
現実をちゃんと見て、落ち込んだなら、そこから、いい気分になることが大事であります。
引き寄せの法則的にはいい気分になればいいんだから、いい気分にならなくてはいけないんだからって、無理やり現実の自分を無視するというのは間違った考えかなと僕は思います。
いい気分でいること、いい側面を見ることは大事です。けど、それに固執しすぎるあまり周りが見えなくなってしまうのは不味い。
頭のどこかに冷静に現実や周りのことをちゃんと把握しようとする自分を持ち合わせていくことが大事なのではないかと僕は考えています。
引き寄せの法則でも何でも正しい使い方をしなければ、薬にも毒にもなると思います。
【まとめ】
引き寄せの法則のなんたるかを極めてるわけでもない僕が語ることではないけど、引き寄せの法則の闇の部分もあるのかなという話でした。
あなたの現在の人生はあなたが過去に考えたことの反映です
(「ザ・シークレット」より)