【前置き】
どうも、虫虎です。仕事って不条理にも人で決まるところもあるよねって話をします。宜しくお願いします。
【誰が言うかで決まる】
仕事の矛盾の一つで、頼む人によってその答えが変わってくることによく出くわします。
具体例を出して説明しますと、入社2年目の社員が他部署の中堅どころの先輩社員に何か頼み事をしたとします。そのとき、先輩社員は「そんなことできないよ」って頼みを一蹴しました。しかし、後日、事が大きくなり、部長や課長がその先輩社員に入社2年目の社員と同じ頼み事をしたとします。その場合、先輩社員はなんとしてでもその頼み事を達成しようと尽力して、最後には完遂しました。
このように入社2年目の社員が頼んでも通らなかった事案が部長や課長が言うと通るみたいなことが普通にあったりします。僕も割と舐められ気味の社員なので、何回かやられたことがあります。できるなら最初からやってくれよと心の底では思ってしまいますね。
そのように会社組織というのは、プライドや上下関係、面倒臭さ、自分の立ち位置など色々なことが合わさり、誰が言うかで事が変わることがよくあります。
【初めから願いを聞き入れて動く】
自分よりも年下の子の頼み事は適当に理由をつけて断りやすいものですよね。
しかし、面倒だからという理由で足蹴にしていると、事が大きくなって自分よりもランクが高い人が現れるかもしれません。その場合、結局その頼み事をやらざるを得なくなります。そして、その一度断ったことができてしまうとかなりバツが悪くなってしまいます。周りからは「できるのに最初になんで断ったんだよ」って信用をなくしてしまいかねません。
そんな最悪の状況にならないように、断りやすい年下の頼みであっても無理のない範囲では請け負ったほういいです。それが、何かあったときに、自分の身を守ることに繋がります。
【上の人に頼んでもらう】
逆に自分がお願いする立場になって、足蹴にされ断られてしまったときは、上司を使うのも一つの処世術です。
「○○さんにお願いしたんですけど、無理だと言われました。どうしましょうか」みたいな。
すると、上司はその○○さんにもう一度頼みに行ってくれるかもしれないです。そして、話が進むこともあります。
そういう風に会社組織あるあるの「誰が言うかで事が決まる法則」を利用することだってできます。
【まとめ】
会社組織は、誰が言うかで答えが左右されることが結構あります。だから、自分は信頼なくさないように断りやすいことでもちゃんと受けよう。逆に、断られたときはランクの高い人に頼んでもらうといいという話でした。
職場には、何かに困っている人や立場の弱い人が必ずいます。君にはぜひ、そういう人たちに手を差し伸べてほしいと願っています。ときには、君に心の余裕がなく、それが難しいときもあるかもしれません。それでもなお、弱い人たちに手を差しのべるように努めてほしい。それが、君の幸せにつながるからです。
(「働く君に贈る25の言葉」より)