【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、森沢明夫先生の「プロだけが知っている小説の書き方」という本の感想を書きます。宜しくお願い致します。
【どんな本】
小説の書き方の基本から、書く上で重要なことが網羅されています。小説を書いてみたいと考えていると初心者におすすめの本です。読みやすいです。
【初期設定が大切】
本書を読んでいて改めて書き始めるまでの準備が大事だなと思いました。キャラクターの詳細をA4用紙にびっしり埋まるくらい作り込む。物語の舞台を手書きの地図に写す。三人称か一人称か決める。主人公が不幸になって、それを乗り越えて、成長する展開を決める。できれば結末まで決める。準備を詳細に整えてから作り込んだ盤上に作り込んだキャラクターたちを自由に動かすということが大事です。大まかに道筋を決めておくとキャラクターが結末へたどり着いていくもの。それって凄く面白そうな書き方だなと思いました。
「舞台とキャラクターが出会うことで、あなたの物語は動き出します」
(「プロだけが知っている小説の書き方」より)
【小説の大まかな展開は決まってるもの】
基本的には、主人公を不幸にする→困難を乗り越えさせる→成長させる→ハッピーエンド。
まずは、基本に則って書き上げるのがいいでしょう。その大まかな流れの中で緻密に物語展開やキャラクターを作り込んでいくのがよいのでしょう。
「主人公を、どんなキャラから、どんなキャラへと「成長」させるか」
(「プロだけが知っている小説の書き方」より)
【小説×筋トレ】
著者は執筆で疲れた体を筋トレでほぐしているそうです。
なんか作家と筋トレって縁遠いイメージがあるけど、相性は意外とよさそうだと感じます。
ずっと座ってキーボードを長時間叩く筋力をつけるのに筋力トレは有効ですし、筋トレすると頭もスッキリしていいアイデアが浮かんできそうです。
「ぼくは筋トレに行くわけです。筋肉を動かすことで凝りをほぐし、ストレスを発散し、心身ともに「書ける状態」へと持っていきます。筋肉がつくと「凝りにくい身体」になりますし、その分、長時間、集中して原稿が書けるようにもなります」
(「プロだけが知っている小説の書き方」より)
【まとめ】
事前準備をしっかり行ってから小説を書いていこう。
ここまで読んでくださってありがとうございます。