【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、「持たない贅沢〜シンプルに考え、シンプルに生きる」という本を読んでみましたので感想をまとめます。よろしくお願いします。
【読書感想】
【どんな本か?】
茶道に精通している著者が禅的な思想に則って幸せについて考える本です。生き方について深く考えていける本となります。
【稼いだお金を大事に使う】
昨今は、お金にお金を稼がせるとか、不労所得を得ることを目指す人は多いです。かくいう私も、不労所得がほしいなと、なにか仕組みは作れないものかなと考えたりしてます。けど、まず第一に自分が稼いだお金を大事に使うことがとても大事なのだということに気づかされました。株とか仮想通貨をしている人たちが頑張っていないというわけではないけど、なにはともあれ、一生懸命稼ぐことが大事であって、その稼いだお金を、大事に使うことが大切なんだな、と。
「金に金を稼がせるよりも、自分の労力で稼ぐほうが尊いという考え方を徹底させなくてはならない」
(「持たない贅沢〜シンプルに考え、シンプルに生きる」より)
【じっくり楽しむ】
著者は若かりし頃は酒をガバガバ飲んでいたけど、人生の経験を積むことで一杯をじっくりと味わえるようになったそうです。
欲を少なくして、周りを見ると、そこには幸せが散らばっているのでしょう。
食事をじっくり味わったり、自然をのんびり眺めたり、会話に集中したり、小さなことを事細かに楽しむのがよいことだと改めて学びました。
「幸せは、欲を程々にして、身軽になり肩の力を抜いてみれば、すでに自分のものになっていたり、手の届く身近にあったりすることに気づく」
(「持たない贅沢〜シンプルに考え、シンプルに生きる」より)
【身軽であること】
持たない贅沢とはどういうことか。
単純に物を持たないことに加えて、しがらみを持たないこと、多くの繋がりを持たないこと、執着を持たないこと、こだわりを持たないことが贅沢なのかなと解釈しました。
ちょっとしか持っていないこと自体が贅沢な側面もある。そういう感覚って素敵だなと思いました。
「欲を満たして楽になることを望み、欲を捨てて楽になることを考えようとはしない」
(「持たない贅沢〜シンプルに考え、シンプルに生きる」より)
【金言が多い】
言葉の砂金が多いなと読んでいて思いました。
どのように生きれば幸せなのか。
人生の本質と深く向き合えるいい本だなと読み終わってからじんわりと感じました。
私にとっての幸せとは何なのか。
じっくり考えたいと思います。
「自分の幸せについては、人がどのように考えているかは、まったく気にしないことだ。自分自身の幸せについて、自分自身がどう考えるかによって、自分の幸せが決まってくる」
(「持たない贅沢〜シンプルに考え、シンプルに生きる」より)
【まとめ】
「持たない贅沢」の感想でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。