【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、漫画「アイシールド21」の「泥門デビルバッツVS神龍寺ナーガ戦」について語ります。よろしくお願いします。
【神龍寺ナーガ戦】
泥門デビルバッツVS神龍寺ナーガ戦は漫画「アイシールド21」の中でも特に好きな試合の一つです。
泥門デビルバッツは、神龍寺ナーガに前半で圧倒的な実力を見せつけられて、絶望的な点差をつけられてしまいます。
当時、読んでいた私は「負けるのか……」と本気で思った程の圧倒的力量差でした。
しかし、後半からのタッチダウンラッシュは胸熱く展開の連続でした。そして、涙なしには語られない名場面がたくさんありました。
【雪光学のタッチダウン】
いきなり感動的なタッチダウンです。後半の起死回生の狼煙を上げてくれたのは、まさかの伏兵「雪光学」でした。
勉強ばかりしかしてこなかった雪さん。スポーツをすることに憧れていたのに、自分には向いていないと目を背けていた。そんな彼がアメリカンフットボールの世界に入ってからの初試合でした。フィールドの中に入ったときに、プレッシャーを感じる様子や初プレイでコケてしまうという初心者ぶりがあってからの、勉強を活かした必殺技「選択ルート」。
阿含と一休から逃げ切り、初のタッチダウンを果たした彼の勇姿に号泣しました。スポーツの天才を努力で出し抜くという「アイシールド21」らしい展開が私は大好きです。
「何もしなかったから何もできなかった……!!」
(「アイシールド21」より)
【十文字のタッチダウン】
不良殺法を使える十文字さんのタッチダウンも鳥肌モノでした。
普段はボールを持つポジションではないけど、こぼれ球を拾ってゴールへ向かうが、阿含に追いつかれる。
しかし、根性を見せてタッチダウン。
最高でした。
「最後の一歩くらいは粘らしてもらうぜ…!!」
(「アイシールド21」より)
【セナのタッチダウン】
阿含に連続ブリッツをすることで脚の限界が近づいている状態で、セナは奮闘します。
弱気なセナが阿含の挑発に怒りを目覚めさせ、タッチダウンをもぎとる場面もよかったです。阿含を地面に叩きつける絵がかっこいい。
セナもいいキャラクターで好きですね。
「自分と仲間たちの為ならば害なす敵は何人たりとも打ち砕いてやるという凶暴な戦士の意志を一」
(「アイシールド21」より)
【モン太のタッチダウン】
太刀打ちできなかったモン太が一休に一矢報いる場面です。泥門デビルバッツのメンバーのこの能力だけ最強っていうのを象徴するような展開でした。
「キャッチだけは誰にも譲れねえんス」
(「アイシールド21」より)
【ヒル魔のタッチダウン】
このタッチダウンも大好きなんですよね。
阿含の「テメーは40ヤード走5.2秒だろって」フリからの「いや、5.1秒になったぞ」と言って逃げ切る展開です。
才能を持たないヒル魔は、それに絶望するのではなくて、やれることでひたむきに努力してきた。その血の滲む努力が40ヤード走を0.1秒速くした。阿含がトレーニングを積めばもっと速くなったのかもしれない。その事実を知りつつも、トレーニングを続けているヒル魔の見えないところでの努力に感動しました。
「0.1秒縮めんのに1年かかったぜ…!!」
(「アイシールド21」より)
重みのある最高のセリフです。
【デビルバットダイブ】
最後は神龍寺ナーガを追い出されたという過去を持つ栗田先輩の土壇場での底力による逆転勝利です。栗田先輩みたいにひたむきに努力すれば、何かが起こる。そんな勇気をいただける場面でした。
「ベンチプレス160kg栗田良寛を…!!」
(「アイシールド21」より)
【まとめ】
久しぶりに読み返しましたが、やっぱり、最高の試合でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。