小説「ライラの冒険シリーズ」感想②

【前置き】

 どうも、虫虎です。前回に引き続きフィリップ・プルマン先生の「ライラの冒険シリーズ」の感想を書きます。今回は三部作まとめた全体的な感想文にしました。盛大にネタバレしてますが、よろしければお付き合いください。宜しくお願いします。

 

 

【全体的な感想】

 

【ダイモンという神秘的な存在】

 ダイモンとは、人の側にいて、色んな生き物の姿をしていて、自分の一部であって、会話ができて、片時も離れることができない存在であります。

 

 子どもの頃は変幻自在に姿を変えることができるけど、大人になると姿を定める。繋がりを絶たれると生きてはいけない。そして、繋がりを切り離した時に物凄く強大なエネルギーを発生させる。

 

 凄く面白い設定でした。大人になった僕のダイモンはなんだろうか。自分の心の奥底にある根っこの性質を具現化した存在だと思うから見てみたいなーと思いました。

 


【登場種族の多さがファンタジー

 種族の多さがファンタジーさを高めてくれています。海賊、魔女、よろいグマ、ゴブリン的な存在、スペクター(魔物)、天使、シャーマン、死者、ハーピー、ミュレファなど登場種族のラインナップが半端でないです。この方々が何かしようと動き出すのだから、面白くないわけがないですよ。

 

 お祭り騒ぎのライラの冒険の世界に引き込まれていってしまいます。

 


【魅力的な道具】

 「黄金の羅針盤」「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」。この三種類の道具が物語の鍵となります。

 

 まず名前が素敵で魅力的ですね。名前を見るだけで心が踊ってしまう。

 

 次に、道具の効果が強力ですね。子ども心を擽ってくれる。

 

 最後に、道具の効果を名前から想像することができないですね。僕の想像力を超えた設定が素敵で素晴らしい。

 

 三種類の道具が冒険に色彩を与えてくれています。

 


【まとめ】

 ストーリーが面白いんです。魅力的なダイモンの存在、多種多様な種族、強力な道具とパラレルワールドの世界からフイリップ・プルマン先生が紡ぎ出す物語は色んな混じり合いの中で、壮大さが増していって、展開が全然読めなくて、まるで子どもの頃に戻って知らない世界を冒険しているような気持ちになって、読み進めていくのが楽しくてしょうがなくなります。

 

 最高に面白い小説の1つであると思います。