【前置き】
どうも、虫虎です。今回は、イソップ寓話「北風と太陽」から学びを抽出してみます。よろしくお願いします。
【北風と太陽】
【概要】
ある日のこと。北風と太陽が勝負をすることになった。勝負内容は「どちらが旅人の服を脱がすことができるか」だ。先攻の北風は、旅人に凍える風を浴びせた。しかし、旅人は手で服を掴んで脱がされることはなかった。後攻の太陽は、日差しを強くした。すると、旅人は暑さに耐えかねて自ら服を脱いだ。というお話。
【自発性を促す】
この寓話の学びとしては、北風のように力づくで何かをやらせようとすると上手くいかない。太陽のように自らから動くように仕向けるのが得策ということです。
【人を動かすのは難しい】
人を動かそうとするとき、北風のように力づくでやらせようとするほうが手っ取り早くて楽なように思えます。しかし、結局は太陽のようにじっくりと状況を変えていくほうが生産性がどんどん高くなるのだと思います。子どもに宿題をやらせるとき、怒鳴りつけたらその日はすぐにやるかもしれません。しかし、たぶん根本の解決にはならないし、後々勉強嫌いが加速しそうです。それよりも、宿題をしたらおやつがあるとか、勉強の大事さを理解してもらうとか自発的にやるように働きかけることが大事になるのだろうなと思いました。会社の後輩や部下にも同じようなことが言えそうです。マネジメント力やテクニックがいりますね。
【課題の分離】
とはいえ、本の趣旨からズレるけど、他者がやるかやらないかを決めるのって自分の課題ではないから介入すべきではないというのを基本スタンスにするほうがよいのでしょう。
管理者の指導不足もあるけど、宿題をやらなくて怒られるのは子ども自身だし、仕事をやらなくて一番評価を下げるのは本人です。
だから、「自分がやれることをやったなら後は他者次第」という価値観を持っておくほうが良いように私は思います。
【まとめ】
「北風と太陽」から思うことを語りました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。